赤羽殺陣教室
いつものようにまずは体の土台作り。
物を積み上げるときに一番下にくるものが不安定だといくら器用に積み上げていてもそんなに高く積み上げられないと思います。
基本的な体が作れてなくてもある程度の事は何でもできる人がおりますが、やはり土台からしっかり作れる人が結果的に高く積み上げています。
弓稽古
稽古開始1時間前に行くといつもベテランの方が既にお一人いらしていると何度か書いたと思いますが、暫く二人きりの時間がありますのでその時にこっそりいろいろ教えてくださいます。
たった数十分人より早く行くだけで人よりたくさんの事を教えていただけます。
他の習い事も同じだと思いますが、早く行くと前回やったことや今日やることを考える時間もありますし、心の準備もできますし、運が良ければ先生に特別なことを教えていただけるかもしれないし、人より上手くなりたい人は人より早めに行くというのが一つの方法です。
日曜日は朝と夜の殺陣教室の間に柔術稽古。
打撃の練習をすると重心の大切さがよく分かります。
どこにでも動けるようにしていないと、殴られっぱなし、蹴られっぱなしになってしまいますし、上半身と下半身がバラバラで重心移動が遅くなると相手は攻撃がしやすくなります。
出稽古の方がお一人いらしてスパーリングを致しました。
終わったあとに技を交換しませんかと言われ、技を一つ交換させていただきました。
ある程度できる方は自分のオリジナルの技を幾つか持っていると思いますので、まだ世に出回っていない技を交換できるというのは面白いです。
自分の技や自分の道場の技を別の道場に教えることは伝統ある武道では破門になるくらいの事だと思いますが、柔術にはそういうことがありませんので、これだけ技術が発展した理由の一つだと思います。
殺陣教室は脱力稽古。
斬る前に脱力を使うと刀も綺麗になりますし、自分に余裕が生まれます。
前回一本歯を使った時に休まれていた方から一本歯を履いてみたいというリスエストがありましたので夜は一本歯の稽古も行いました。
朝稽古はかなり人口密度が高くなりましたが狭い舞台だともっともっとスペースがありませんので狭く使うのもいいのかもしれない。