ラストスパート


週に一度整骨院に行くようにしていますが、行けないこともありますので一週開けて行くと

「ちゃんと来ないと治りませんよ」

とよく怒られるので中2日で行ってきました。

治療室に入って

「お願いします。」

と言うと、いつものように独り言なのか私に言っているのか分からないトーンで

「今年中には治ってる筈だったんだけどなぁ。」

この自分の言葉に何かスイッチが入ったのか突然獲物を狙うような目で私を見た。

漫画でいう目が『キラーン』となった。

そして治療が始まるといつも以上に痛い。

この先生腕は確かなのだが結構痛い。

よく隣から

「う~~~」

とか

「痛痛痛痛」

と聞こえてくる。

いつもは我慢できるが今日は我慢できないくらい痛い。

『キラーン』の意味が分かった。

当初の予定通り今年中、つまり今日で全ての治療を終わらせようとしている。

あまりの痛さに私はタップ直前だったが先生に見えないとこで顔を歪めながら何とか攻撃をしのいだ。

やっと終わったかと思うと体勢を変えてまさかの一言。

「今度は少し痛みますよ」

既に痛いよ!

と突っ込んでほしいのか!

我慢できる自信がない。

そして先生の指が私の右肘に入ってきた。

先生  (ギブアップ?)

私  「ノ~~~~!」

私は何だか分からなくなって治療が終わるまでずっと笑顔になっていた。

いつもは5分程で終わる治療が今日は15分間続いた。

そして治療を終えるとボソッと一言。

「やり過ぎたかな。」

更に一言。

「来年また来てください。」

治ってないのか~~~

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