以前に書いたことがありますが、よく見知らぬ人に道を聞かれたり電車の行き先を聞かれます。
今日のパソコン教室の帰り道、自転車に乗らずに押して歩いていたら、お婆さんに「ペットボトルの蓋開けてくれる?」と言われました。
他にも沢山歩いている人がいるのに両手がふさがっている私に頼むのです。
「年取ると力が無くなってね~」なんて言っていたので、ペットボトルの会社はお年寄りにも開けやすいペットボトルを作ればいいのにと思いました。
あと、その時は気が付かなかったのですが、そのお婆さんは自分でペットボトルが開けられないと分かっていてペットボトルを買ったのだろうか?
2・3日前にも変わった人に声をかけられました。
侍体験のゲストをランチのお店に案内した帰り道、(あの店員さんは美人だけど苦労が顔に出てるなぁ)なんてことを思いながら歩いていると、見知らぬ男が私に近づいてきて突然「何でもいいのでこれと何かを交換してくれませんか?」とただのビニール袋を見せらました。
あぶない人だと思ったのですが、どうやら「わらしべ長者」をやっているようです。
テレビの企画でも無いようですし、何でこんなことをしているのですか?と聞くとその人は「修行です。」と真剣な顔で答えました。
確かに修行になると思いました。
滝に打たれるより、冬の海で空手をやるより修行になる。
たぶんその人は人に話しかける修行をしていたのだと思います。
人に話しかけることができる人は今度は人間関係を良くすることが修行になると思います。
そしてこれが最大の修行になると思います。
人に会ったら挨拶をする、人のことを悪く言わない、暗い気持ちを出して回りを暗くしない。
寺に込もって断食をするより人に会って明るい言葉をかける方が修行になる。