稽古後何人かで残って話をしていると斬られ方が分からないという話になった。
以前に稽古をしたことがあるが最近入会された方は稽古をしていないので、斬られ方の稽古もしようと話をしていると、昨年入会された方も斬られ方の稽古をしたことがないというのでびっくりした。
結局一昨年に入会された方しか斬られ方の稽古をしていない。
最近、最近の感覚が長くなっている。
ということで来週は斬られ方の練習をします。
12:00~13:00 殺陣稽古
13:30~14:30 体幹トレーニング
本日の稽古
・侍歩き(内、外、座)
・足運び(歩み足、送り足、回り足、爪先回り足、飛び足、飛び回り足、薙ぎ足、下がり足、入り身、開き足、送り足)
・斬り方(真っ向、袈裟、胴斬り、足斬り、斬り上げ、突き)
・抜刀術(胴斬り)
・受け返し()
・対面型()
・基本型()
・千鳥
京都国立博物館で開催されている刀剣特別展「京(みやこ)のかたな」に行ってきた生徒さんからお土産に鶴丸紋のコースターをいただきました。
「鶴丸国永」の鶴丸です。
江戸時代の名刀リストにも乗っている名刀です。
簡単に紹介しますと、
平安時代の刀工・国永によって作成され、平安時代の武将平維茂が所持し、鎌倉時代には幕府の有力御家人である安達氏の手に渡り、霜月騒動で安達氏が滅ぼされると北条貞時の手に渡り、後に織田信長の手に渡ったとされています。
その後様々な経緯を辿り仙台藩主の伊達家が所有することになりましたが、伊達家が所有するまでの伝来についてはいくつか異なる説があり、伝来は不明となっています。
「鶴丸」の号の由来は、太刀拵に鶴の紋様が施されていたことによると伝えられいますが、これも不明となっています。
江戸時代に伊達家が所有した鶴丸国永は、明治34年明治天皇に献上され、大正天皇、昭和天皇と相続されたのち現在は皇室の私有財産となっています。
優美な太刀姿と、謎が多いことやめったに一般公開されないこともあり、今でもとても人気のある刀です。