月別ページ:2016年3月

表現者

暫く殺陣イベントの稽古をしておりましたので今回から改めて基本の斬りから稽古。

その後殺陣イベントで上手くいった抜刀納刀を忘れないように稽古。

抜刀納刀も表現豊かに。

その後イベントの立ち回りで少し気になった払い方の稽古。

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殺陣教室

今回も綺麗に動く稽古。

まずは形です。綺麗な形、滑らかな動き。

形に魂を入れてこそ人の心を動かせる動きになると思います。

形がないと野暮に見えてしまいます。

あるいは形無し。

形を完成させた後に破れば型破り。

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キッズ空手

まずは準備運動で、スキップしたり、お相撲さんの摺り足をしたり、でんぐり返りをしたり、いろんな筋肉を使い鍛えながら心身を緩めつつ稽古の準備に入ります。

今回も上げ受け、外受け、下段払い、正拳突きまで。

その後、今回初めて空手の摺り足を行いました。

同じ摺り足でも殺陣、相撲、空手で形が変わってきます。

すぐに動けるようにという意味は同じなのですが状況の違いが形の違いになったのだと思います。

最後に平安初段。

初めての人もおりましたので幼稚園生は3まで、小学生は8まで進みました。

次回は幼稚園生は5まで、小学生は10まで進む予定です。

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リアクション

今回は袈裟斬りで斬られたときのリアクション。

斬られたリアクションを取りながら刀もコントロールして相手に当たらない軌道を通します。

実際に刀で戦っていた時には斬られた人の刀が当たって怪我をすることがあったのだろうか。

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昇級昇段

講習でお伝えしましたが、4月から昇級昇段制度を取り入れたいと思います。

今は形に残るものがありませんのでどうせなら何か形に残るものがあったほうがいいと思いますし、証になりますし、初段を取るとどんな武道でもある程度のことはできますという証明にもなりますので、殺陣でも最低限のことは知っていますし、できますという証明になると思います。

それともう一つ理由があるのですが、

とにかく殺陣から怪我を少なくしたいと思っています。

殺陣というのは自分が教室を開きたいと思えば開けますのでどこかの教室の立ち回りの上手い人が自分の教室を開いたりします。

ただ、怪我をしない・させない技術を教えている教室は殆んどありません。

すごく運動神経のある人は相手が予定外に近くに来てもとっさに自分の体や刀を上手くずらすことができますので自分が怪我をさせることはないと思うのですが、運動神経で怪我を防いでいるので教える立場になったときに怪我を防ぐ方法を知らないので「当てないように気を付けろよ」と言うだけになってしまいます。

当然怪我は起こります。

怪我をしないさせない体や刀の使い方を教えて、皆がそれをやると大分怪我の確率が低くなると思います。

その技術を級に取り入れることによってよりしっかり身に付けることができると思います。

あと、怪我が起きてしまった後の対処の仕方も分からない指導員が多いです。

私が殺陣を習っているとき相手の刀が顔に当たって傷口がぱっくり開いて凄い流血になったことがあったのですが、ティッシュでおさえるだけでした。

相撲で膝の靭帯が切れたときは何の対処もせず足を引きずりながらそのまま帰りました。

柔術で骨折したときもそのまま帰りました。

舞台で過呼吸になった人がいたのですが皆対処の仕方が分かりません。

他にも貧血、熱中症、脱水、倒れる人を見ましたが対処法を知っている指導員は少ない印象です。

ですので初段を取ったあとは人に教える側になっても問題ないように怪我の対処の仕方なども身に付けてそれを指導員資格としたいと思います。

全ての殺陣教室でこういうことを取り入れてほしいと思うのですが、それぞれの考え方があってなかなか難しいので、正しいと思うことは人を気にせず自分から発信し、自分にできることをやっていき、取り敢えず自分に関わった人だけでも怪我や事故で悲しい思いをすることがないようにしたいと思います。

後日昇級昇段のプリントを配布致します。

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