月別ページ:2016年5月

摩擦結び

今回は熊野神社の奉納。

式が始まるとあっという間に進んでしまうのだが、式を行う準備の方が結構大変です。

まず幕を吊したりする紐の結び方が難しい。

ちゃんと意味があって結び方があるのだが、よく分からないので着物の腰ひもの結びかたで結んでしまいました。

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動きの技術

斬り上げの振り方を少し変更致しました。

ベストな形があってそこに持っていくためには最後に左の手首を滑らせることが必要になるのですが、立ち回りで早く動くときには少し難しいので手首を滑らせるのをやめて手首のロックがかかるところで止めるようにしようと思います。

ですので形も今までと変わりまして、刀の位置が低く前になります。

今までの形で問題なく立ち回りができる方はそのままの形でやっていきたいと思います。

いつものように抜刀納刀を行うと極めと脱力を上手く使い、いい納刀が生まれました。

極め、脱力、緩急、止め、呼吸、縦線。

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武道は山登り

調布教育空手道教室

先月の体験会にお越しいただきましたアメリカで空手をされていたという親子と私の三名で始めることができました。

技の名前も英語だったようでしていろいろ教えていただきましたが、直訳しているものもあれば、それ、そんな言い方に変えた?!と思う名前まであって面白いです。

今まで見てきた限りでは親子で空手をされると家族関係が良好になるようです。

空手だけではなく何か武道を、あるいは山登りを家族でするというのは凄く良いように思います。

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形は心

前回硯箱の使い方の作法をおこないまして、今回は一汁三菜の料理の食べ方の作法をおこなう予定でしたが、硯箱の作法が難しいですし、よく使いますので今回も硯箱の作法を教えていただきました。

ただ字を書くだけにこんなにも作法があるというのは外国の方には理解しにくいのではないでしょうか。

弓道も弓を引くまでにいろいろと作法があります。

以前弓道を体験された外国の方が立ち座りの稽古や正座をして足がしびれたあと、やっと弓が引けると思ったら弓を引くまでの作法の長さに我慢ができなくなって、
「何でこんなことするの!?向こうに行ってすぐ引けばいいでしょ!!」
と半怒りになっていました。

その方は国でアーチェリーをやっているということでした。

当てることが目的の競技と当てればいいというわけではない武道の違いだと思います。

形は絶対ではなく心を作るために形を利用しています。

形通りにすると自然とその心が作られます。

弓を引いたあとも当たった外れたではなく、また作法があります。

私と同じように稽古の様子をブログに綴っている方がいらっしゃいまして、今回のブログを見てみると私の写真が10枚程載っていましたが、ん~まだまだ体を意識できていないなと思う取り消したい写真が数枚ありました。

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稽古

自主練習を抜かすと90分ありますが、最初の30分は基本稽古で残りの一時間は立ち回り。

生徒さんが殺陣の撮影があるかもしれないということで始めた稽古の仕方ですが私にとっても凄くいい稽古になっています。

カラミ役は難しいことが多くて何度やっても納得のいく動きができない。

暫く私はカラミ役の練習。

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