月別ページ:2016年6月

伸び伸びと

先日撮っていただいた写真を見ると右腕は伸びていて気持ち良さそうですが、左腕が詰まって窮屈そうに見えるので、そこを気にしながら引いていると左手の内も変わってきた。

もしかしてこれ?という感触。

上手くいくときは右を離したあと左手の内が緩まず、そのままの手の内の中で弓が回る。

右は親指の返し。

礼法の勉強に時間を取りたいので早く名人級になって弓の稽古の時間を減らしたい。

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ハンガーラック

今回は距離感とリアクションの稽古。

一人で相手に払われた練習をしているとパントマイムみたいですねと生徒さんが仰いました。

確かにパントマイムですね。

そこに相手がいるがごとく動く。

いいお芝居の稽古になります。

私のこのパントマイム稽古が好きなんです。

二十歳の頃プロレスの舞台に上がったのですが、その時にやられた振りをするリアクションを覚えたのがかなり殺陣に役立っています。

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進化と退化

また写真を撮るのを忘れてしまった。

子供の成長を写真に撮りたいお父さん的な気持ちです。

準備運動で三半規管を鍛えるために前回りしたり後ろ回りしたり横になってくるくる回ったりしています。

子供は楽しそうにいつまでも回って、止めるのに大変なくらいなのですが大人にとってはキツいと思います。

大人になって仕事をするようになるとくるくる回るということはやらなくなると思いますのでたまにやってみると、前回り一回で目が回ってしまう自分に驚くと思います。

子供の頃、運動会や普段の遊びで棒に頭をくっつけて10回回って走っていくということをやりましたが、今やると大変なことになると思います。

普段使っていない感覚機能は衰えていくことが分かります。

意識的に使っているものはどんどん高められます。

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五月の終わり頃 真っ赤なハイビスカスが咲きました。

食事の作法

今回は最も興味のあるもの一つ、食事の作法の稽古。

知れば知るほど、粗相の無いように、相手に不愉快な思いをさせないように、食事を美味しくいただけるように、よくできているなと思うのですが、最初は作法の手順を追うだけで精一杯で味なんか全く分からない。

完璧ではなくても最低限のことは身に付けておきたいですね。

よく言われることですが、お箸を正しく持っていない人が意外に多いですね。

お箸なんて一番使いやすいように自然に正しく持てそうだし、あるいは親が教えている筈なのですが、どうしてだろうか。

なんて思っていると、先日妹の家に行って食事を頂いたら妹が何かよく分からない箸の持ち方をしていた。

どんな親に育てられたんだと思った。

親は私にも妹にもお箸の持ち方を教えてくれなかったが私は自然に正しく持てるようになった。

とは考えにくい。

親は私にお箸の持ち方を教えたが、私が不器用すぎる上に覚えも悪くて人の何倍もかかってようやく覚えたため教えることに疲れて

「お箸なんてご飯が掴めれば別にどんな持ち方でもいいでしょ。」

と妹の時は適当になっていたかもしれない。

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慣力

今回の立ち回り講習会は片手での立ち回りを行いました。

怪我をして片手しか使えない状況での練習です。

片手で刀を振るというのは重くて大変ですので、できるだけ筋力を使わずに上手く刀を振るいい稽古になります。

一人ずつ片手で立ち回りを行いましたので終わったあと腕が相当疲労していた思います。

ゆっくり休めてください。

人数の関係で一人7・8分しか芯をやる時間がありませんでしたが短時間で大分仕上がるようになりました。

毎月やっていると立ち回りに慣れてきてベストに近づく時間がだんだん短くなっておりますので、皆さんの立ち回りを見ている最中に この講習会を初めて良かったなぁ と思いました。

今回もありがとうございました。

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