殺陣をやればやるほど所作が大事という気持ちになってくる。
刀を扱うことは勿論好きですが、江戸のように普段から刀を差して歩けるわけではないですし、刀を使うのが稽古場だけになってしまいますので、やはりいくらやっても江戸の剣客には追い付けない気がしています。
沖縄に何度も旅行に行って「沖縄大好き!」と言っている人がいますが、何度行こうが住まなければ本当の沖縄は分からないと思います。
そんな感じでしょうか。
できることなら江戸に住みたいが、できないのでせめて江戸の人の生活や考え方をコピーしたいと思います。
特に作法には江戸の文化が詰まっていると思います。
作法を知ることで分かることが増えてくると思いますので形から感じ取っていきたいと思います。
一人で黙々と引いていると、ここをもう少し伸ばしてくださいと言われました。
そういえば自分の写真を見たとき左肩が詰まっていたことを思い出した。
すっかり忘れていた。
その後肩を伸ばすように引こうとしても弓の力に負けてなかなか伸ばせない。
いろいろ試して、大三に移行するのと同時に肩根を伸ばすとうまく伸びますし、伸びると肩に力が入りにくくなるのか、力が出やすくなるのか、そこからの引き分けが凄く引けるようになることが分かった。
礼射は久しぶりの皆中。
また的中率を上げていく。
手の内は今はベストで90%。残り10%のできてないことは分かっているので今はいい。
一つずつできたところを毎回全部いっぺんにできるようにする。
来週お盆休みになるのが残念だが、次回は的中率80%にする。