コラム:殺陣コラム

侍の娯楽について

酒 冠婚葬祭など行事に限って飲まれていたお酒が江戸時代になると日常的に飲まれるようになったようです。 特に中・下級武士と裕福な町人の消費量が多く、1人あたり1日2合の酒を飲んでいたと言われています。 江戸に参勤交代で来た大半の武士が中・下級武士で、単身赴任の寂しさや仕事の息抜きで日常的にお酒を飲んでいたようです。 歌舞伎 歌舞伎は江戸時代に大人気となったようですが、芝居小屋は悪所と呼ばれ、武士階級 …続きを読む

柄の握り方

最近、といっても大分前からだと思いますが、左右の手を離して柄を握る握り方が剣術や居合いの人たちの間で流行っているようです。 古流流派は当然左右を離して持ちます。 付けて持つようになった理由として実際に人と戦うことがなくなったことが考えられます。 相手の抵抗を受けない稽古の中で、できるだけ早く動くことを追求しての結果だと思います。 両手を付けると支店が一つになり、遠心力も慣性力も効果的に使えて切っ先 …続きを読む

剣術と剣道の違い

まず簡単に言うと、剣術は戦闘術で剣道は武道・スポーツである。 剣術はどこを攻撃しても構わないが、剣道は面、胴、小手、喉のみの攻撃となる。 足への攻撃があるか無いかというのは大きい。 江戸中期ごろに防具が開発されると竹刀による試合が行われるようになり、試合に有利であることから竹刀の長さもどんどん長くなったが、後に三尺九寸(約118cm)に定められた。 因みに重さは日本刀の半分程度である。 道具が変わ …続きを読む

武家作法について

武家作法というと小笠原流が知られていますが、知らない方も多いと思いますので簡単に言いますと、 武家作法を作った流派です。 それが現在にも伝わっていまして、誰にでも学ぶことができます。 私も現在千代田教室と北本教室に通っております。 簡単に歴史をまとめてみます。 鎌倉時代に初代の小笠原長清が源頼朝の弓馬術礼法師範に命じられた。 7代目の小笠原貞宗は南北朝時代に『修身論』及び『体用論』をまとめ、今日の …続きを読む

脇差と短刀の違い

長さが違います。 脇差は一尺(30.3センチ)以上二尺未満のもので刀と同じく腰にさします。大小二本差しの小の方です。 短刀は一尺未満のもので、戦国時代に使われた鎧の隙間から刺す用途の鎧通しや、江戸時代の懐に忍ばせた護身用の懐剣などがあります。