五輪書 水の巻15


ー 二のこしの拍子のこと

「二のこしの拍子」は、こちらが打ち出そうとするより速く、敵がさっと身を引いて、素早く打ちかかってくるケースでの対応である。
そういう時は、こちらから打ちかかっていくと見せかけ、敵が緊張した直後に生まれるわずかな気の緩みを狙い打つか、敵が身を引いてホッとしたところを打つことだ。
その二つが「二のこしの拍子」という技である。

これだけの説明では、実際に打つことは難しいだろうが、きちんとした手ほどきを受けさえすれば、たちまち合点がいくはずだ。

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