今から20年位前、私はある殺陣チームにいた。
とある日、古武道の先生が来た。
今後は武術を取り入れた殺陣をやっていくようだ。
数ヶ月後、元の殺陣に戻したい派と今の殺陣がいい派に分かれてしまった。
結局、今殺陣派がチームから抜けて、新しく武術チームを立ち上げる事になった。
それから武術の稽古が始まり今に至るのだが、その頃に読んだ「五輪書」の「親指を浮かす」が、
私の動きをスポーツから武術へ変えたきっかけになったと思う。
久しぶりに五輪書を読み返してみて、分かりやすくまとめていこうと思います。
武術に関わる方なら一度は読んでみてもいいかなと思います。
五輪書は、地・水・火・風・空の五章で構成され、各章が長いので、毎週短くまとめていきます。