いつも仲良しな二人。
本日も足運び、基本の斬り、立ち回りの稽古。
立ち回りに入りましたが、基本練習で綺麗に動けないと当然立ち回りでも綺麗に動けないのでまだまだ基本の形を綺麗にしていきたいと思います。
長くやっている方で「なかなか綺麗に動くことができない」と仰る方がいますが、こうすれば綺麗になるという形を知らないのだと思います。
私で言うと10年20年綺麗な字を書こうと意識していますが、いまだに納得のいく綺麗な字が書けないのは決まった形を知らないからだと思います。
書道や日ペンの美子ちゃんを1年でも一生懸命習えば形を覚えて綺麗な字が書けるようになると思います。
頭、肩、お腹、腰、脚、全て決まった位置があり、自分が動きやすい形と違いますのでそれを体に覚えさせるまでが大変ですが、体に入ると違和感がなくなり、見る側からも綺麗で見やすい動きになっています。
バレエを観るとよく分かるのですが、体に無理な動きが多いのですが見る側には綺麗で柔らかい動きに見えます。
しかし少しでも人間の素の動きが出てしまいますと一瞬で観ている側が現実に戻されてしまいます。
つまり、エンターテイメントとして魅せるものは その種目にあった動きができるかということが大切になります。
特に難しいのは脚で、どうしても後ろ膝が曲がり踵が上がってしまいます。
膝を伸ばしたり踵を付けたりするのは不自然に思うかもしれませんが、実は日本の武道の動きで特に相撲と空手では当たり前の動きになっています。
例えば壁を押してみると分かると思うのですが、踵を付けて後ろ膝を伸ばして更に肘を伸ばし 踵で押すようにした方が力が入るのが分かると思います。
踵を付けると動きにくいから俺は爪先で動くという大関が一人いました。
毎週水曜日 12時半~14時。
世田谷総合運動場。
初めての方 お気軽にご参加ください。