2022年4月11日

第8回勝手に選手権

勝手に選手権、今回は「脇構え」

今回のポイントはすぐに刀を振れる「手の内」と手の「位置」、そして体が素早く大きく刀に付いていけるために「半身」に構えているか。

刀身を見せないのは言わずもがな。

柄の長さや太さ、刀身の根元の幅からも刀身の長さが想像できますので、できるだけ見せない方がいいですね。

この4つの条件を備えている構えを取っているか。

まず、今回良かった一人目が火曜日のRさん、

手の内と手の位置が素晴らしい。

最も早く刀を前に出せる状態を作っている。

そして何よりも目。

わざと目を外していつ攻撃を仕掛けるか分からないようにしている。

目の神経は脳の神経と直接繋がっているので、どうしても目に出てしまう。

それならばと視線を外したのですね。

左肘が伸びているため左を引くのが遅くなり、刀の出が遅くなるため、残念ながらチャンピオンには選べないが、特別賞を贈りたい。

二人目が金曜日のIさん、

形的にほぼ良いが、もう少し腰を落として早く大きく踏み込む準備を取りたい。

同じく金曜日のFさん、

だいぶ良いが、刃を上に向けたほうが刀が早く出る。

SさんEさんも良いが、手の内の作りと刃を上に向けたい。

土朝、

Kさん、全体的になかなか良いが、前後の幅を取って腰を落としたい。

Aさん、全体的に良い。良く見ると良いが、何故か良く見ないと良く見えない。

Wさん、全体的に良いが、手の内。

土午後、

Nさん、惜しい。綺麗に構えてだいぶ良いが、刀身が2尺2寸5分なのが分かる。

日午後、

Oさん、半身の取り方も手の内もだいぶ良い。しいて言えばもう少し手の位置が高い方が遠く斬れる気がする。

Yさん、形は良いが、斬る手の位置。

今回はノミネート者が多くてだいぶ時間がかかりました。

発表します、

第8回勝手に選手権、優勝者は、

日曜日のOさん！　おめでとうございます！！

全て良かったが、何といっても半身の取り方。

攻守一体となっていますね。