今回の殺陣クラスも足運びや肩と腕の関係性などの稽古をおこないました。
繋がってる部分を引っ張り離すという体の経験が日常生活やスポーツでもなかなかありませんので少し難しいと思いますが、肩さえ上がらなければ綺麗に見えますので最初はそれで十分だと思います。
今回で三回目になります女優さんが鏡に向かって素振りをしてるときに、肩はこうしたほうが綺麗に見えますよ 足はこうしたほうが綺麗に見えますよ とアドバイスしていくとどんどん綺麗になっていき、肘が下がっていたのでもっと上げたほうが綺麗に見えると自分で気付いて修正し、女優さんて凄いなと改めて思いました。
立ち上げ当初からいらっしゃいますご婦人も難なく順手で抜刀できるようになり、抜刀納刀、杖術、どんどん上達していくのが嬉しいです。
My稽古
ほとんどの競技が体重別になり、無差別の相撲に関して言えば体重を増やせるだけ増やしますし、柔よく剛を制すの柔道でも無差別級で軽量級の選手が優勝することはないと思います。
そんな格闘技の常識がいつの間にか自分の常識になり体重がある人にはかなわないという考え方になっていました。
今から20年位前、体の小さな柔術家が何でもありの大会で大きい人たちを次々と倒し、ほとんど無傷で優勝したのに衝撃を受けて柔術を始めたことを思い出しました。
まだまだ自分の知らない体の使い方や眠っている感覚があると思いますので掘り起こして磨いていきたいと思います。