1日目
成田出発 19日組は3人。
今回は飛行機に乗ったらすぐにブルーハーツのライブをスマホで見てブルハ瞑想をしていたため苦手な飛行機も問題なかった。
乗り継ぎのベトナム空港でフォーを食べたら店員さんが笑えるくらい怒ってるような対応に笑ってた。
シェムリアップ到着。
左の人が帽子を飛ばしたので運転手さんに戻ってと言ったら今来た道を対向車を掻き分けてそのまま戻った。
この国は逆走何て問題ない。
城崎流カンボジア道場
ホテルへ着いて一旦荷物を置いて道場へ向かおうと思ったら右の人が衣装を忘れたと言う。
帽子の人はドライヤー完備と書かれているのにドライヤーが無いとフロントにクレームを言ったら結局あった。
もうこの二人は連れて行かない。
2日目
いよいよだ。
ភោជនីយដ្ឋាន ច័ន្ទរះ១០មករាで昼食
ポロリさん家へのお土産を買って
ポロリさん家へ
聞いてたけど日本人からするとすごいところに住んでいる。
17才の女の子が学校から帰ってきて手洗いで洗濯をしてそれから今度は日本語学校へ行く。
雨期になると床が水浸しになったまま生活しているそうだ。
決して裕福そうに見えないが犬を2・3匹飼って楽しそうにしている。
隣の家からは大音量の音楽が流れている。
いつも昼間からパーティーをしているようだ。
仕事をしないでそんなことばっかりしているからいつまでたっても貧しいのだとポロリさんが言う。
色々心を打たれる。
夜は稽古。
早く来た人にまだ来ていない人の動きもやってもらう。
1人6役。全員の動きも台詞も覚えている。
何でも物事に積極的に取り組む。
二十歳位の人たちを境にまた日本人の性質が変わってきた気がする。
自分は何をするかと考えて行動できる人が多くなった。
3日目
アンコールワットの日の出が美しいということで早起き。
澄んだ光を体一杯に浴びたせいか3人も一段と美しくなった 気がする。
トゥクトゥクを飛ばして、ラピュタのモデルとなったと一部の人が言い張るベンメリア遺跡へ。
4日目
ショッピングデー
しかし女の買い物は長いな。
お昼は「レッドピアノ」へ。
アンジェリーナ・ジョリーが『トゥームレイダー』の撮影時に頻繁に通っていたお店です。
アンジーがよく飲んでいたカクテル
その名も『トゥームレイダー』。
料金の一部がカンボジアの子供たちに寄付されます。
私はアンジーよ。
この国は綺麗な花が沢山咲いてる。
夜は加藤さん家と食事
5日目
シェムリアップからプノンペンへ飛行機で50分の移動。
搭乗手続きに行くと昨日の日時で予約してますよと言われた。
というわけで大型タクシーでプノンペンまで6時間の移動。
遠足みたいで楽しかった。
いよいよ本番。
かなり良かった。大成功。
大歓声を皆が体験することができて良かった。
6日目
安堵感に包まれた朝
セントラルマーケットへ。
偽物のロレックスが売っていたので「これ本物ですか?」と聞いたらこれはイミテーションですと正直に答えた。
ミッドナイトフライト
7日目
成田着
本当にいい旅になった。
ありがとう。
今日も今日とて宗家不在の品川教室。
やはりいつもと違う事をやろうという考えは同じの立石講師。
「普段の稽古でほとんどやっていない斬られ方をやりたい」という言葉に私田邉も大賛同。
斬られると一言で言ってもなかなかに奥が深いのです。
初めは演技力がモノを言うのかと思っていたのですが、これが違うのです。
実際に斬られた経験は時代が時代なので流石にないのですが
こう斬られたら体はこっちに動くだろうな、
こうなるんだろうな、を想像するパワーが如何に大事か。
この想像力を体に落とし込めるか否かで、相当見栄えが変わってきます。
不思議な事に、斬られる側が上手だと斬っている側が大変に強く見えるのですね。
斬られる側も、ただあっけなくやられるのは勿体無い。
相手を殺そうと挑んでいる訳ですから、相当な因縁やら怨念が渦巻いているはずなのです。
(普段の稽古ではそこまで想像しなくてもいいと思います・・・)
その恨み辛みを残しながら力及ばず息絶える、まで妄想しながら動けると
それこそ見ている側の心を掴む立ち回りができるのではないかと思いました。
時代劇や演劇、舞台などでも華麗に敵をなぎ倒す主役だけでなく、
スポットライトの当たらない縁の下の力持ちの方々に目を向けると凄く勉強になると思います。
想像がうまくできないのであれば、人の技を見て盗めばいいのです。
今日は想像力豊かに柔軟な意見を皆で言い合える稽古場の環境を作れたのがとても有意義でした。
たまには恥を捨てて思いっきり斬られてみるのも良いものです。
立石講師お疲れ様でした!
代理講師 田邉
宗家不在の綾瀬教室。
今日はいつもと違う事をやろう、と色々と考えていたのですが
生徒さんからの「いつもさらっと流す様にやっている基本がわからない」の声に
基礎の基礎を徹底的に行う日となりました。
足運び一つとっても、意味がありコツがあります。
すぐに理解できる人もいれば、何度も繰り返して消化していく人もいる。
勉強と同じ。
地味な基礎を飛ばしたい気持ちもわかるのですが、土台固めは常に大切にしたいものです。
「こんなに頑張ったけど次回まで覚えているかどうか・・・」
綾瀬は毎週ある教室ではないので、忘れてしまうというのは最もだと思います。
忘れていいのです、人間は忘れる生き物です。
なので、やっている瞬間だけは理解するまで動いてみて
体にほんの少しでも染み込ませておくと
時間が経過しても「あ、この動き前にやった」と感覚で思い出せる、はず、です。たぶん。
教室はステージではないので、思う存分間違っていい場所です。
なにか違うな、と気付けただけでも大進歩。
また次回楽しくお稽古できればと思います!
代理講師 田邉