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江戸挨拶


週に3・4回体育館を使わせていただいていますので様々な団体と顔見知りになります。

当たり前ですが団体によって雰囲気が結構違います。

侍体験教室で隣になる空手協会さんは殆ど年配の方ですが、皆ちゃんと立ち止まって挨拶をします。
時々お話しさせていただきますが先生が明るく礼儀正しい方ですので皆同じような雰囲気になっています。

空手教室で隣になるダンスチームは皆気さくに挨拶します。
因みに10月から体育館が工事のため使えなくなるのですが、使えそうな場所を幾つか教えてくれました。
体育館は抽選をして使用しているので同じ時間や同じ曜日に使用している団体をライバル視する団体もあるのですが、現在同じ時間に使っているので抽選の枠が減ってしまう可能性があるにもかかわらずです。

他にも様々な団体と軽く話したりしますが、やっぱり挨拶をする団体は雰囲気がいいですし、「そちらはそんなことをやっているのですか へーすごいですね~」なんてことを言い合って交流を持ったりしていますし、交流があるので困った時には助け合うこともできますし、体育館での稽古でさえ挨拶ができるできないで体育館の使いやすさが違ってきます。
これが仕事となると物凄い差が付くと思います。

社会に出て人間関係が広がると特に挨拶が大切になってきますが、今までの習慣を大きく変えるのは難しいですのでできれば子供のうちに挨拶の習慣を身に付けたいです。

明るくない人が大人になって急に明るく大きな声で挨拶をしろと言われてもできません。

そういう人には江戸の挨拶がお勧めです。

ちゃんと立ち止まり静かに丁寧に礼をする。
声は出しても出さなくても構いません。
仲良くなるためというより、敵意が無いことを示すための挨拶です。

明るくもなく声が小さくても、礼の気持ちがちゃんと相手に伝わります。

最近の若い人は挨拶ができないとよく言われますが、幾つかに分けられると思います。

まず単純に習慣がなく回りも注意しないので悪気無く挨拶をしない人。
こういう人は教えるとできますし、挨拶をし始めたら人間関係が変わるのを実感し挨拶の良さに気が付くと思います。

次に極度の人見知りな人。
江戸の挨拶がお勧めです。

最後に挨拶をしたくない人。
挨拶ができない状態ですので身内でない限りほっといたほうがいいです。

いずれにしても挨拶ができるのとできないのでは人間関係が違ってきますのでできれば子供のうちに身に付けたいですし、できなかった人は大人になってからでも真剣に挨拶に取り組んでみるのもいいと思います。

日常生活を楽しく過ごす方法です。
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