真剣の刀身は鉄製で錆びるため手入れが必要ですが、居合刀・模造刀(模擬刀)の刀身は合金製で、更にメッキ処理が施されているで基本的には錆びません。
目釘を外しての手入れも必要なく、殺陣の練習で使う程度でしたら汚れた時に綺麗な布で拭うくらいで十分です。
十分ですがより綺麗な状態を保つために簡単にでも油をつけるといいと思います。
ティッシュペーパーで刀身の油や汚れを拭い取り、次に刀用の油を染み込ませたティッシュペーパーで軽く拭う。
これだけです。
これだけで問題ありませんが、真剣と同じように手入れをするのも楽しいと思います。
最初に拭い紙で簡単に刀身を拭います。
次に軽く打ち粉を刀身にポンポンと打ちます。
次に拭い紙で刀身を拭います。
次に丁子油(刀用の油)を含ませた拭い紙で軽く拭います。
最後に拭い紙で軽く油を拭います。
以上です。
こうして真剣のように手入れをしていると実際に使う時に気持ちが違います。
是非一度試してみてください。
拭い紙をティッシュペーパーにしても問題ありません。
※私は気を付けながら使っていますが、打ち粉はメッキを剥がすようですので使わない方がいいようです。