ヨガのレッスンの最後にいつも先生が
今あるものに感謝しましょう
とか
他人も自分も傷つけないようにしましょう
とか
心が洗われるようなことを言ってくれる。
その言葉を聞いたのもあってか、レッスンが終わったあとも1日清々しい気持ちが続く。
今日は
「今の自分、状況を受け入れましょう」
ということを言った。
なかなか良い言葉だなと思った。
今の自分も、状況も、過去の自分が作ったものなので一旦受け入れないと未来が始まらない。
稽古が終わって教室を出る時、
今日はこのあとお仕事ですか?
と聞かれたので
いえ、今日は休みで、このあとカフェでも行ってヨガの本を読もうと思っているんです。
この辺りで良さそうなカフェありますか?
と聞いたら
大きな窓から光が入ってきて、明るくて気持ちの良いカフェがある
ということで、
来てみた。
先生が言うとおり、明るくて天井も高くて私の好きな感じのカフェだ。
一人で来て勉強をしたり本を読んでいる人が多くて、静かで、私も読書がはかどりそうな感じ。
暫くすると、5人組の主婦らしき人達が入ってきて、テーブルを3つくっつけて私の隣に座った。
席に座った瞬間ソッコーでうるさい。
吉田さんが靴擦れしたとか、どうでもいい。
さっき先生のお言葉を聞いたにもかかわらず、今の状況を全く受け入れられない。
この状況は過去の私が作り出したと言うのか。
冗談じゃねえ。
いや、もしかして、
こないだ人が乗ってきそうな気がしたのに、待たずにエレベーターの閉まるボタンをソッコーで押したのが回り回ってこの状況として返ってきたのか。
こんなことになるなら閉まるボタンを連打するんじゃなかった。