講師養成講座のあと食事に行くことになって、どこへ行こうかとネットで探していると近くにハワイアンの店があったので、テンション高く「ハワイへ行こう!」と言うと皆「ハワイ?」という感じだったが、ホームページを見ると『本物のハワイアンをお届けします。』と書いてあるし、そこはもうハワイなのだ。
更に『ハワイを感じる雰囲気の中、最高の笑顔とALOHAな気持ちでお客様をお迎えします。』と書いている。
店に入って「アロハ!」と迎えられたら私たちも「アロハ!」と言って返さなければならないのか。
ちょっと恥ずかしい気もするが、それがお店のコンセプトなら乗っからなければならない。
そんな事を思いながら4人でハワイへ向かい、5分くらい歩くとハワイへ着いた。
ここが日本人が憧れるハワイだ。
アロハ返しの準備もできてる。
私は一度深呼吸して店へ入った。
店の奥からハワイアンが近づいてきた。
さあこい、最高の「アロハ!」を返してやる。
そしてハワイアンは言った。
「消毒お願いします。」
しかもテンションが低い。
笑顔もない。
屍のポーズをとってる。
「何名様ですか?」
「4名です。」
「お席ご案内します。」
テンション上げろ~~~~~
アロハ!って言え~~~~~
ここはハワイなんだ~~~~~
ALOHAな気持ちでお客様をお迎えします。って何なんだ!
最近他にも気になる店員さんがいた。
誕生日に知人がレストランを予約してくれて、凄く雰囲気が良くて料理も美味しくて、ここ最高だなと思っていたら、更にサプライズケーキが運ばれてきて、写真を撮ろうと鞄の中からスマホを探していたら火が消えてしまった。
それを見て店員が去っていった。
もう1回付けてくれ!
火が消えた瞬間去っていくってどういうことだ!
ふ~ってさせてくれ!
誕生日にろうそくに火のついたケーキを目の前にして結局ふ~できなかった人って他にいるかぁ~?
ふ~っの口になってたの!
お前ら全員私の講師養成講座を受けろ!
本日で今年のヨガの稽古も終了。
今まで一人で勉強して実践してきたが、今年実際にヨガ教室に通い、直接教わったことでだいぶ深く知ることができた。
元々健康だったが、更にパワーアップした気がする。
通常では理解できない体の使い方やエネルギーの高め方も身に付いた。
今日はヨガの帰りに歯医者へ行ってきた。
少し前から歯が痛くなってはおさまってを繰り返していたが、医者に見てもらうと軽く削って詰め物をするということだ。
「結構痛いと思いますので麻酔をしますね。」
と言われたが、
私は最近ヨガの修行によって、自分と自分の体を切り離して考えられるようになり、痛いのは私ではなく私の体と考えることにより、痛みを克服できるようになった。
ただまだ実際に試したことは無かったので、これは良い機会だと思って
「麻酔はしなくて大丈夫です。」
と言った。
「痛いですよ?」
と言われたが、私は痛くないのだ。
早速治療が始まったが、
痛い。
神経に来る。
私は痛みを紛らわすために手をグーパーグーパーした。
すると医者は手を止めて
「痛いですよね、麻酔しましょうか?」
と聞いてきた。
私はヨガの修行をしているから痛くないのだ。
「いえ、そんなに痛くないです。」
と答えて再び治療が始まる。
痛い痛い痛い!
最初に麻酔をしてもらえば良かった!
ヨガの修行って何なんだ!
もうやめてやる!
そんな事を思いながらも痛みは続く。
手をグーパーすると医者にばれるので、靴を履いてる足でグーパーグーパーした。
医者が手を止めて
「麻酔をしましょうか?」
と言った。
足のグーパーもバレたようだ。
恥ずかしい。
痛いのがバレバレだが、平気そうな顔で
「いえ、大丈夫です。」
と答えた。
そして今度はヨガの呼吸法を使うことにした。
火の呼吸だ。
ゆっくり呼吸をして落ち着かすよりもテンションを上げて痛みを感じなくさせる作戦だ。
痛い痛い痛い!
やっぱり歯の治療は何をしても痛い。
私は悟った。
ヨガよりも麻酔だ。
長年の修行よりも一本の麻酔だ。
それでも何とか我慢してやっと終わった。
医者が
「大丈夫でしたか?」
と言った。
私が
「痛かったです。」
と言うと
「でしょうね。」
と言われた。
英会話スクールの帰り道、
歩きブログ。
一回70分の授業で、前半は先生含め4人でフリートーク。
いつも週末何してたとか、あとテレビの話題。
最近だとサッカーとかM1とか。
みんな盛り上がるが、私は盛り上がらない。
「ワールドカップ見た?」
と聞かれる。
「見てない。」
と答える。
「サッカー好きじゃない?」
と聞かれる。
「好き。」
と答える。
「好きな選手は誰?」
と聞かれる。
「井原と答える。」
3名とも?となる。
盛り下がる。
せっかく盛り上がっていたのに盛り下がる。
「M1見た?」
と聞かれる。
「見てない。」
と答える。
「お笑い見ない?」
と聞かれる。
「テレビ無い。」
と答える。
盛り下がる。
私が喋るといつも盛り下がる。