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中年期障害

今年も暑いが、夏は暑いということをそろそろ覚えていただきたい。

夏は暑いんだよと教えても一年経つとまた忘れている。

冬が寒いのは皆覚えている。

暑い時に暑いのは当たり前なのだ。

暑い時に暑い暑い言う人は、聞いてもないのに当たり前の事を言ってくる人なのだ。

40歳の人が「私40歳!私40歳!」と言っているのと同じだ。

生まれて40年経ったのだから40歳なのは当たり前なのだ。

あなたが40歳なのは知っているが、そんなのは知らんのだ。

おじさんが暑いくらいで苛々してどうするんだ。

暑い時に涼しい顔をするのがおじさんってもんだろ。

暑くなると至るところで苛々しているおじさんを見かける。


こないだコーヒー店へ行ったらドアの外まで並んでいた。

いつもはそこまで混まないが、その日はたまたま混んでいた。

暑い中外で並んで、進むのも遅くて、皆結構苛々しているように見えた。

暫く並んでやっと店内に入れたのだが、レジ前で何かおじさんが怒ってる。

「さっさと出せよ!」
「こっちは暑い中待ってるんだよ!」
みたいな事を言ってる。

暑い中待たされた苛々を店員さんにぶつけている。

40歳の大人がみっともない。

多分40歳だ。

それでも店員さんは丁寧に対応している。

ほんと接客業の人達は変なおじさんに負けないで頑張ってほしい。

そうこうしているうちにあと一人で私の番だ。

私の前のお婆さんがアイスコーヒーを頼んだ。

店員さん
「アイスコーヒーはS、M、Lがございますが、どちらになさいますか?」

婆さん
「えっ?」

店員さん
「アイスコーヒーはS、M、Lがございますが、どちらになさいますか?」

婆さん
「えっ?」

店員さん
「S、M、Lがございますが、どちらになさいますか?」

婆さん
「アイスコーヒー。」

婆さんはSでいいんだよ!
そこで時間取るなよ!
こっちは暑い中待ってるんだよ!
渋滞の原因はお前か!

やっと通じてSを注文すると、

店員
「只今サイズアップキャンペーンを実施しておりまして、無料でワンサイズアップできますが、いかがでしょうか?」

しねえんだよ!
この婆さんは、サイズアップなんかしねえんだよ!
さっさと出せよ!
こっちは暑い中待ってるんだよ!

案の定「えっ?」て言ってるじゃねえかよ!
あんたは無駄に丁寧なんだよ!
こっちは暑い中待ってるんだよ!
暑くて苛々してんだよ!
おじさんは暑いとすぐ苛々するんだよ!

オキナワアイランド

いつも旅へ行く時は半分ブログを書くために行ってるようなとこもあるが、沖縄にいると生活がメチャクチャになって全くブログが書けなかった。

普段は1年に1回もお酒を飲まないが、毎日寝る瞬間まで飲んでた。

子供の頃からの友達と会っていて、皆それなりにいい仕事をして、いい大人になっているのだが、悪い意味で全然変わらない。

昨年何人かで旅行へ行ったようだが、一人がトイレで煙草を吸って、あの優雅で優しい事で知られるJALのCAさんにブチキレられたようだ。

飛行機を降りたあと、どこかへ連行されたようだ。

この人たちといると楽しくて居心地が良くて、もう今の私に戻れなくなる。

1週間がギリギリライン、それ以上いるともう東京に戻れなくなる、そのまま沖縄に住んでしまう。

いや今回の目的は一族のお墓参り。

コロナの前は皆で集まっていたようだが、今は各自でお墓参りをしているということで、私も1人で行ったのだが、同じように来ていた方と出会い、雨の中いろいろ連れて行ってもらい、知らなかった話も沢山聞けて、とてもありがたかった。

爺ちゃん婆ちゃんのお墓にも行けたので良かった。

最終日、ロワジールという海沿いのホテルで朝食を取っていたら「今から津波が来ると予報が出たので直ぐに6階以上に上がってください!」と言うので焦った。

食べ始めたばかりだったが、直ぐに食事を切り上げて食事会場を出て別のスタッフに「何時に津波が来る予想ですか?」と聞いたら、あと1時間近くあったので、それならと急いで部屋へ戻って準備をしてチェックアウトをして、首里城へ避難しようとタクシーで首里城へ向かった。

那覇の街から首里へ向かうと、普通に歩いてる人も多いし、普通に仕事をしている人たちもいる。

私も多分何もないと思いながら避難しているが、これが避難訓練にもなるし、万が一の事もあるし、ちょっと心配になった。

沖縄の古い文献には地震や津波のことが書かれているが、この数百年は何にもないので実感が湧かなかった人が多かったと思う。

そう考えるとホテルのスタッフは凄かった。

ホテルに勤めていて津波警報が出されたのは初めてだと思うが、冷静にお客さんを避難させていた。

私の朝食はどうなるの?



盛り下げ

羽田到着。

お土産を買おうと色々見ていたが、ここは流行りのものよりベタで分かりやすいものがいいなと思っていると、東京ばな奈が出てきた。

新しい種類が出たようで、リボンがついてて可愛いらしい。

ベタだけどちょっと変わってる、まさにこういうのがいいのだ。

テンションが上がってすぐに購入してお会計をしていると、カップルが来て、女の人が「可愛い!」ってリボンのばななに引き寄せられてきた。
「見て、可愛い!」と隣の男性に言うと、「こんなのは結局普通のほうがいいだろ。」と言った。

お前は2・3分黙っとけ!

横で私が買っているんだ!

お前はいつも人の話を盛り下げるなぁ!

たまには私を笑わせてみろ!

私と女の人と店員さんのテンションは1になった。

挙手下ろし。

今日は教室の皆で居合刀の買物に行ってヨガに行けなかったので、ヨガの本でも読もうとカフェに入ってコーヒーを注文した。

「アイスコーヒー氷なしで。」と言うと、店員さんが「アイスコーヒー氷なきですね。」と言った。

氷なきアイスコーヒー、格好良くて笑ってしまった。

奥に向かって「アイスコーヒー氷抜き」と言った。

氷なしと氷ぬきが混ざって氷なきアイスコーヒーになってしまったようだ。

春の日も氷なきけりアイスコーヒー。

私が着物を着ていたことも店員さんの心理に影響を与えたのかもしれない。

店員さんも氷なきアイスコーヒーに恥ずかしそうにずっと下を向いて会計をしているが、私はずっと店員さんの顔を見て恥ずかしめを与えた。

小さな事だが、最近漫画みたいなことがよく起こる。

粗大ゴミを出してマンションに戻ろうとしたら、鍵を持たずに出てしまい入れない。

普通のゴミはマンションの中なので鍵を持たなくても問題ないが、粗大ゴミは外なので鍵を持ってないと入れない。

そういう笑い話を聞いたことがあったが、ほんとの話とは思わなかった。

マンションの住人が来るのを暫く待っていたが、平日の昼間で全然誰も来ない。

こうなったら塀でもよじ登って中に入ろうと思ったが、パッと見てそういう場所もない。

マンションの周りを回ってどこか入れそうなとこがないかと探すと、一箇所3メートル位の塀があって、そこを登れば入れそうだ。

かなり高いが登れないことはない。

ただ人に見られると恥ずかしい。

誰かに動画を撮られて袴の男が塀をよじ登っているとユーチューブに上げられる可能性もある。

戦が始まるのか!とアップされてしまう。

泥棒と思われて通報されて警察が来る可能性もある。

鍵を忘れたと言えば問題ないだろうが、恥ずかしい。

でもこのまま待ってても誰も来ないのでしょうがなく塀を登ることにした。

なかなかの高さだったが、楽しかった。

また別の日、バイクの洗車が終わってエレベーターに乗ろうとしたら、エレベーターの点検でエレベーターが使えない。

10回まで階段で登ることになった。

ちゃんと張り紙もしていて読んでもいたが、まさかだった。

で、先週の火曜日の稽古の最中から急に歯が痛みだして、我慢してたが次の日の朝起きてもまだ結構痛い。

品川に住んでた時から長年お世話になっている行きつけの歯医者に、「歯が痛いので今日診てもらえませんか?」と電話をしたら今日はいっぱいで月曜日なら空いていると言われた。

今痛いと言っているのに5日後に診ますって、もう2度と行かねえと思った。

近所の歯医者に電話をすると、すぐ診てくれるというので速攻で行った。

私がとにかく痛いというので、1回1錠の痛み止めを2錠飲ませていただいてから治療をしてくれた。

治療が終わって、誇らしい顔で「また痛みが出るようでしたらまた来てください。」と言われたが、いや今も痛い。治療中もずっと痛かった。痛み止めが効いていない。
その誇らしい顔を取り消してくれ。

その歯医者を出ると、速攻で次の歯医者に電話をして次の日に行くことにした。

次の日、歯の痛みで目が覚めた。
歯医者へ行って、とにかく痛いと伝えた。

医者が言うには、以前治療をしたところが完全に治療できてなくて痛みが出てるようだ。

詰め物を取って奥を治療するということで、麻酔を2本打ってもらうことになった。

暫くすると左舌と左下唇がしびれてきた。
麻酔が効いているということで治療を始めたが痛い。痛い、痛い。

「痛かったら手を上げて下さい。」と言うのですぐ手を上げた。

生まれて始めて歯医者で手を上げた。

美容室の痒いところと同じで、痛くても手を上げることはないものだと思っていたが、迷わずキレよく手を上げた。

手を上げると一旦治療をやめてくれるが、暫くするとまた始まる。

痛いので手を上げる。

一瞬やめてくれるが、また始まる。

また手を上げる。

これ結局手を上げる意味がないじゃないか。

痛くないようにやってくれるわけじゃなくて、一瞬やめてくれるだけじゃないか。
考えたらまあそうなのだろうが。

また治療を始めるので、また手を上げた。

治療をやめてくれたが、今度は上げた手を下ろさずに上げっぱなしにしていた。

衛生士さんにそっと手を下ろされた。

妹の家に行ってきました。

妹の家に行ってきましたブログを書くのは久しぶりですが、ずっと時々行っていました。

いつも何語か分からないメールが来ます。

「しょーがちぬーそーがー?」

「三が日は予定が入ってて、4日は弓道の稽古で、5から仕事です。」

「8日やしみやみ?やしみやれー8日ちゃーやが?」

「8日も仕事だけど、17時頃なら大丈夫です。」

こんな感じ。

ということで8日に行ってきました。

妹の子供がいるのでいつもお土産を持って行っていましたが、アンパンマンを持っていくと、もうアンパンマンは卒業して今はプリキュアと言われ、プリキュアを持っていくと今はもう何だと言われ、全く分からないので最近はお金をあげています。

で、いつの間にかもう5年生。

こないだは正月ということもあって、お年玉袋であげた。

「ありがとう。」と言って受け取った瞬間中を見た。

どんな子供だ。
親の顔が見たい。
同じ顔をしている。

ちなみに1万円入っている。

中を見て、「よし。」という顔をした。

「よし、おまえは合格だ。」という顔をした。

私が年貢を納めた感じになってる。

爺ちゃん婆ちゃんからも一万円入っていたので、当然お前も一万円だろうなという顔をしていた。

そしてお年玉袋をテーブルの上に雑に投げ捨てると、押し入れから一枚の絵を持ってきた。

夏休みの絵が何かの賞を取ったらしい。

この絵は確かに上手かった。

この絵を褒めると、今度は押し入れから大量の絵を持ってきた。

3歳くらいから今まで描いた絵を全部持ってきた。

多分私がいつも何でも褒めるから、大量に持ってきた。

これ全部褒めさせる気か。

全部褒めた。

一枚一枚私は全部褒めた。

良いところを探して、褒めが重ならないように言葉を色々探して、3.40枚の絵を全部褒めた。

自分を褒めたい。

気分が良くなった子供は、

「あゆむ、私の部屋を見て!」と言った。

最近自分の部屋を持てたので自分の部屋を見せたいようだ。

「あゆむ、入って!」と言われて入ると、

散らかっている。

最近自分の部屋をもらった5年生の女の子なのに、もう散らかっている。

思ってもいない状況にすぐに言葉が出なかったが、考えて考えて「インテリアがオシャレだね。」と言った。

子供は喜んであれこれ説明してくれた。

無事にきり抜けてリビングに戻ると、今度は「あゆむ、相撲しよう!」と言ってきた。

私が来るたびに相撲しようと言ってくるが、私は一度も負けたことがない。

子供相手に私は負けてやらない。

空手の子にも私は絶対負けない。

しかし、一度だけ子供に負けたことがある。

殺陣教室に1年生の天才の子がいて、スポーツチャンバラの刀で勝負をしたら負けてしまった。

対戦前に「負けるの嫌いだから子供にも本気でやるよ。」と言って本気でやったのだが、本当に負けてしまった。

本気だったが、どこかで油断していたのかもしれない。

次の週、もう一度勝負してくれと言って完璧に勝った。
もう二度と私に勝負しようと言わなくなるくらい完璧に勝った。
二回とも私の方から勝負しようと言ったのだが。

ということで相撲も約10年私が勝ち続けている。

勿論今回も負けるつもりはない。

そして速攻で勝った。

楽しませない。

速攻で勝つ。

いつも5回か6回位でやめるが、今回は負けても負けてもやめない。

十数回相撲を取ってると疲れてくるし、飽きてくる。

一場所分取ってる。

以前、エンドレスかくれんぼの鬼をやらされたことを思い出した。

わざとらしく「どこだ~、どこだ~」なんて言ってた自分が恥ずかしい。

私は大人が「いないいないばあ~!」とかやってる姿をみるのが苦手だ。

大人なのに変な顔をしてると思ってしまう。

とか考えて、集中力も気力も無くなっていると、つい押し出されて負けてしまった。

ついにこの時が来たか・・・

世代交代の波・・・

貴乃花に負けた千代の富士を思い出した。

その時私は千代の富士だった。

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