最近は怪我をさせないための動きばっかりやってます。
怪我をしない・させないためにこうして下さいと何度も同じことを言っていると思いますが、私は怪我をさせたこともさせられたこともありまして嫌な思いをしました。
よく怪我をさせられるよりもさせた方が嫌な気持ちになると言いますが、私はさせられた方がダメージが大きいと思います。
私が怪我をさせたのは殺陣ではなく格闘技の練習なのですが、空手の世界チャンピオンが将来総合格闘技に進むということで練習試合をしていて、事故でしたが骨折させてしまいました。
恐らく次の試合に出られませんし、暫く練習もできません。
私は謝るだけですが、その方はマスコミに注目され始めていた時期でしたし、道場関係者やファンからの期待もあったろうし、本当に嫌な気持ちになったと思います。
私が怪我をさせられたのは立ち回りの最中で、相手の刀が私の顔に当たり、傷口がぱっくり開いてすぐに病院にいかなければいけない状態でした。
当時は役者の仕事をしていましたので顔に目立つ傷があると普通の会社員の役はできなくなるし、一気に役の幅が狭くなって仕事がなくなると思いましたし、日常生活では人の目線が傷口にいくし、怖い人だと思われるし、嫌な気持ちになりました。
この傷は無駄な個性と思っていました。
これが女の人なら本当に運命を変えられるくらいの事になるかもしれませんし、相手を恨む気持ちになるかもしれません。
ということで立ち回りのワークショップが決まってからは怪我をしない・させないための動きを何度も何度もやっています。
稽古開始1時間前の9時に着いて掃除をしたあと自主連をするのだが、駅からバスに乗るために駅に8時半頃には着いていなければいけない。
課題の復習とイメージを固めるため7時半頃着いていつも今村鯉三郎さんの本を読んでいる。
そのために家を6時頃出ることになる。
毎週2時間かけて稽古場にいき、10時からの稽古のために5時過ぎに起きることに疑問を感じながらというか不思議に思いながら土曜日を楽しみにしている。
金曜日に夜にイオンさんの殺陣教室が始まったのでちょっと朝がきつくなった。
イオンさんと話をして子供の殺陣教室と大人の殺陣教室を始めようとなったのだが、私としては武道に関わる子供を増やそうと、自分で子供専用のチラシを作って体験会開催の日まで毎週土曜日稽古のあとに店舗でチラシを配り、そのあと近所にチラシを配ったのですが、いざ体験会の日になると全く何もしなかった大人の殺陣教室に体験の方がいらして、そのまま入会していただいて開講することになりました。
今後親になる人たちが殺陣を入り口に武道に触れられれば未来の子供たちにもいい影響があると思いますので、そう考えると大人クラスを増やすのもいいなと思います。
本日も手の内の稽古。
一瞬掴みかけたがまた分からなくなってしまった。
暫くはこれだけ。
本日のメニューはカレーライスでしたので名人はどうやって市販のルーからカレーを作るのかと稽古をせずにずっと作り方を見学。
答えはセンス。
イオンカルチャー・クラブ赤羽店
https://www.aeonculture.jp/products/detail.php?product_id=5759