妹の家に行ってきましたブログを書くのは久しぶりですが、ずっと時々行っていました。
いつも何語か分からないメールが来ます。
「しょーがちぬーそーがー?」
「三が日は予定が入ってて、4日は弓道の稽古で、5から仕事です。」
「8日やしみやみ?やしみやれー8日ちゃーやが?」
「8日も仕事だけど、17時頃なら大丈夫です。」
こんな感じ。
ということで8日に行ってきました。
妹の子供がいるのでいつもお土産を持って行っていましたが、アンパンマンを持っていくと、もうアンパンマンは卒業して今はプリキュアと言われ、プリキュアを持っていくと今はもう何だと言われ、全く分からないので最近はお金をあげています。
で、いつの間にかもう5年生。
こないだは正月ということもあって、お年玉袋であげた。
「ありがとう。」と言って受け取った瞬間中を見た。
どんな子供だ。
親の顔が見たい。
同じ顔をしている。
ちなみに1万円入っている。
中を見て、「よし。」という顔をした。
「よし、おまえは合格だ。」という顔をした。
私が年貢を納めた感じになってる。
爺ちゃん婆ちゃんからも一万円入っていたので、当然お前も一万円だろうなという顔をしていた。
そしてお年玉袋をテーブルの上に雑に投げ捨てると、押し入れから一枚の絵を持ってきた。
夏休みの絵が何かの賞を取ったらしい。
この絵は確かに上手かった。
この絵を褒めると、今度は押し入れから大量の絵を持ってきた。
3歳くらいから今まで描いた絵を全部持ってきた。
多分私がいつも何でも褒めるから、大量に持ってきた。
これ全部褒めさせる気か。
全部褒めた。
一枚一枚私は全部褒めた。
良いところを探して、褒めが重ならないように言葉を色々探して、3.40枚の絵を全部褒めた。
自分を褒めたい。
気分が良くなった子供は、
「あゆむ、私の部屋を見て!」と言った。
最近自分の部屋を持てたので自分の部屋を見せたいようだ。
「あゆむ、入って!」と言われて入ると、
散らかっている。
最近自分の部屋をもらった5年生の女の子なのに、もう散らかっている。
思ってもいない状況にすぐに言葉が出なかったが、考えて考えて「インテリアがオシャレだね。」と言った。
子供は喜んであれこれ説明してくれた。
無事にきり抜けてリビングに戻ると、今度は「あゆむ、相撲しよう!」と言ってきた。
私が来るたびに相撲しようと言ってくるが、私は一度も負けたことがない。
子供相手に私は負けてやらない。
空手の子にも私は絶対負けない。
しかし、一度だけ子供に負けたことがある。
殺陣教室に1年生の天才の子がいて、スポーツチャンバラの刀で勝負をしたら負けてしまった。
対戦前に「負けるの嫌いだから子供にも本気でやるよ。」と言って本気でやったのだが、本当に負けてしまった。
本気だったが、どこかで油断していたのかもしれない。
次の週、もう一度勝負してくれと言って完璧に勝った。
もう二度と私に勝負しようと言わなくなるくらい完璧に勝った。
二回とも私の方から勝負しようと言ったのだが。
ということで相撲も約10年私が勝ち続けている。
勿論今回も負けるつもりはない。
そして速攻で勝った。
楽しませない。
速攻で勝つ。
いつも5回か6回位でやめるが、今回は負けても負けてもやめない。
十数回相撲を取ってると疲れてくるし、飽きてくる。
一場所分取ってる。
以前、エンドレスかくれんぼの鬼をやらされたことを思い出した。
わざとらしく「どこだ~、どこだ~」なんて言ってた自分が恥ずかしい。
私は大人が「いないいないばあ~!」とかやってる姿をみるのが苦手だ。
大人なのに変な顔をしてると思ってしまう。
とか考えて、集中力も気力も無くなっていると、つい押し出されて負けてしまった。
ついにこの時が来たか・・・
世代交代の波・・・
貴乃花に負けた千代の富士を思い出した。
その時私は千代の富士だった。