勝手に選手権、今回は「水平構え」
この構えは完全にポーズの構えです。
実戦では使わないが、お芝居の中で格好良く見せるポーズ。
なので単純に、格好良く見えてるかのみが審査のポイント。
全体的にポージングとしてカッコヨイかということ。
切っ先が下がっているとそれだけで格好良く見えないですね。
水平構えですのでちゃんと水平が取れるかというのもポイントになります。
しかし今回はカメラマンの腕が悪く、ピンボケしてる写真が多く選びづらかったです。
カメラさん次回は頼みます。
まずは日曜日のWさん
皆がいかに水平を取るかに意識を持っているところに、ホンダのバイクのロゴをイメージさせるように切っ先をいい感じに上げています。
この狙いは良かったです。
今のところ優勝候補です。
次に土曜日のSさん
キャッチーでシュールでレアリスムでピカソ。
この我が道の歩き方は素晴らしいです。
特別賞を贈りたい。
そして今回良かったのがこの二人。
まず金曜日のSさん。
ポージングとして完成されてる感じ。
次に日曜日のYさん。
これまた上手い具合に肩が落ちて力が抜けてスッと立っていて、文句なし。
今回は二択。
発表します。
勝手に選手権、「水平構え」優勝者は、
Sさん!おめでとう!!
今回は剣術の構えではなく芝居のポーズの構えとして、
違和感無さすぎで、しっくりくるというのが決め手になりました。
次回は蛟の構えを予定しています。
勝手に選手権、今回は「誘い上段」
これは微妙な形や感覚が求められますね。
今までの構えの中で1番繊細な感覚が必要だと思います。
今回は特に土昼のメンバーが良かったです。
Oさん、Yさん、Iさん、いい感じで左を誘ってます。
優勝はこの3人の中の誰かと思われましたが、なかなか斬りにいけない。
斬るなら左腕だが、斬りにいけない。
目に表れてる。
全身で誘わないと。
ということで今回のチャンピオンはFさん。
左腕を斬れそうな気がする。
完全に誘われてる。
あと、右腕よりも左腕は前ですね。
右足を前にしてたので自然に右腕が前になっていて、それなのに左を相手に意識させようとして、逆に自分の意識が左腕にいってしまいましたね。
誘い上段の時は左足を前にした方がいいですね。
勉強になりました。
Fさんも右足が前で体に捻りが生じ、力みが出るはずだが、上手く全身をコントロールして力みを消している。
ということで、誘い上段チャンピオンはFさん!
おめでとう!!
今回は「地龍」の構え。
まず目を引いたのが火曜日のSさん。
この首のかしげ方は日本舞踊の「首振り」ですね。
やっぱり体に染みついたものは自然と出るのですね。
私の予想では小さい頃から日本舞踊をやっていたと思います。
今回はSさんに決まりかと思われたのですが、
ポーズとしては綺麗に見えるが、構えとして見るとどうかというところがありますね。
一方、構えとして雰囲気良く見えるのが、土曜日のOさん。
体も安定感がありますし、決まりかなと思われたのですが、ポーズ的に右肘をもう少し曲げてほしかったですね。
右肘さえもう少し曲がっていれば決まりでしたが、惜しかったですね。
ということで今回の優勝者は、
金曜日のFさん。
おめでとうございます!
首肩回りが抜群ですね。
長年クラシックバレエをやってきた成果がでてますね。
私の予想ですが、長年クラシックバレエをやってきていますね。
ということで、第3回勝手に選手権チャンピオンはFさん!おめでとう!!
稽古が終わったあと皆同じポーズで写真を撮っていますが、先週から「誰の構えが1番綺麗に見えるか勝手に選手権」を開催しています。
第1回目は「柳受け」
第1回優勝者は、
金曜日のIさん!
全体のバランスが非常に良いですね。
刀の角度がベストですし、そして対角にワンポイントで髪の毛を配置しているところに工夫を感じますね。
まさに画竜点睛の点ですね。
ということで初代チャンピオンはIさん。
おめでとうございます!
第2回目は「虎口受け」
これは審査員の意見が割れました。
形を見ると第1回優勝者Iさんの土曜日が綺麗で、大会始まって以来の連覇かと思われましたが、厳選なる審査の結果日曜日のKさんに決定致しました。
この大会が始まってから、如何に形を綺麗にするかということに気を奪われていたのですが、今回のポーズは虎口受け、つまり「受け」なのですよね。
本来の意味を忘れ、表面を取り繕うだけのポーズになっていました。
ただ夢中で白球を追いかけていた、あの時の気持ちを思い出させてくれました。
ありがとうKさん。
ということで第2回チャンピオンはKさん。
おめでとうございます!
チャンピオンを10回取ると金の木刀が贈られるかもしれません。
それは木刀ではないのではないだろうか。