本日は胴受けの稽古。
受け止めてからの切り返しに苦労するかなと思っておりましたら皆さん腕をたたんで上手く振れていたました。
分かりやすく言うと内角の球を腕をたたみながらバットを前に出して芯に当てる感じです。
木刀と居合刀だと感覚が違いますか?
と質問されたのですが、もちろん違いますが慣れの問題ですので木刀でも全く問題ないです。
学生が金属バットで打っていたのを社会人になって木製バットに代えるのと同じです。
振り方は同じですが金属バットの方が飛距離が出ますし、芯も広いのでヒットの確率も高くなります。
木製バットは根元に当たると折れるし、手がしびれます。
そういう違いはありますが、金属バットにしたら急に打てるようになったとか打てなくなったとかはありません。
木刀で上手い人は居合刀でも上手いです。
居合刀、模造刀、模擬刀と呼び方があって分かりにくいのですが、真剣を模して造った刀は全て模造刀と言います。
そのなかで居合いをする人が使っていた柄の丈夫な刀を居合刀と呼ぶようになって、今は居合い以外に使っていてもそれを居合刀と呼ぶようになっています。
居合い以外の方は普段の稽古をしている刀を模擬刀と呼ぶことが多いと思います。
因みに私が殺陣の稽古を始め時は木刀は使わず模擬刀で稽古をしていました。
模擬刀でおもいっきり受けたり払ったりしてボロボロになるまで使って、本番前に買い換えて本番でもおもいっきり当てていました。
木刀を使うようになったのは殺陣を初めて数年たってからだと思います。