試合前の方が多いというのもあって今日も熱気溢れるいい稽古ができ、スパーリングが終わったあとは皆さん頭から湯気が上がっていました。
ほんとに皆さん熱心で、稽古が始まる前から技の練習をしていますし、稽古が終わって着替えたあとに ちょっといいですか と言ってまた技の練習が始まる。
皆おかしい。
ちなみに年末年始の稽古も 28日に稽古納めをして30日、1日、2日、3日、と稽古をして4日が稽古始めだった。
おかしい。
そんな方たちと一緒に稽古ができるこの時間が好きです。
最近はお子さんを連れていらっしゃる方も多くなり、家族ぐるみで仲良くなったりとファミリー的な雰囲気になってきたことに嬉しく思います。
今度一緒に飲みに行きましょうと誘われることも多くなり大変ありがたいです。
お酒の席は苦手なので飲みには行かない。
いつものように受け身や足回し等の基本練習を行ったあとに、本日の『技連』は マウントポジションの返し方。
先週のサイドポジションの返し方と同じく一種類しか知らないと それで返せないとどうしようもなくなるので何種類かを組み合わせることが大切になります。
体の小さい人・力の弱い人が大きい人に勝てる体の使い方、技術を身に付ける稽古をしています。
お気軽にお越しください。
毎週 月曜日 20時~21時半
西横浜 徒歩4分 スタジオJOH
事務局 村越 09017397510
殺陣&剣術スクール
体験でいらした女性の方に胴斬りをやっていただくと、体もぶれないし振りも綺麗だし、もしかしてと思い 野球をやっていましたか? と聞くと
「ソフトボールをやっていました。」
合点!
野球をやっている方も良いのですがソフトだとなお良いですね。
野球だと小学生位にはダウンスイングを教える指導者も多いと思いますが徐々にレベルスイングになり、プロになるとアッパーだろうが種田選手のガニマタ打法だろうが打てれば何でもいいと思います。
それに対してソフトボールだと小学生から全日本の選手までダウンスイングかレベルスイングで、アッパースイングはほぼいないと思います。
水平に斬る胴斬りの軌道と一緒ですし、腰の回転を使う体の使い方も似ていますし、重心も真ん中ですし、相性が良いですね。
先日、旗本退屈男という60年程前の時代劇を見ているとノリツッコミをする場面があって、そんなに前からあったんだと驚きました。
以前シェアハウスで様々な国の方と5年程暮らしていたことがありました。
有名どころの国は勿論、聞いたことのない国の方もいらっしゃいまして、入れ替わりがありながら常時10名程の人数で、自分の部屋はありますがキッチンやリビングなどは共同スペースですので学生の寮生活のようなそんな感覚でした。
日本語が話せる方も話せない方もいらっしゃいましたが、あまり関係なく皆で飲みに行ったり、バレーボールをやったり、鎌倉に行ったり、今思うと自然に国際交流をしていたと思います。
スリランカの方と仲良くなり一週間程スリランカに行ったこともありました。
死を感じることがありましたのでもう二度とスリランカには行きません。
自分の国の料理を作って皆に食べさせるというパーティーがよくありまして、様々な国の料理をいただくことができましたのでこれも今思うと贅沢なことだなと思います。
日本語の勉強で来ている方、歌手の方、路上で絵を売っている方、実は日本人な方、いろんな方がいましたし、そもそも自分の国ではなく日本で暮らしているというだけでも一般的なその国の方とは違うと思いますので皆個性が強く、一緒にいて楽しかったです。
その個性が強い分、喧嘩になることも多く、私もよくやっていました。
私からすると日本に来ているのだから日本のルールに合わせろということが多かったのですが、それが正しい意見だとしても相手が聞いてくれることはなく喧嘩を繰り返していました。
そうしているうちに これはどこの国も人として一緒だろうと思う最低限のことさえ守っていれば、あとは相手を尊重するというか気にしないというか、ある程度長くいる方は皆そんな感じになっていたと思います。
私の中には今もそれがあって、人の言動に腹を立てていたらきりがないし、自分の価値観を相手に押し付けることはしないし、逆に人に価値観を押し付けられても馬耳東風。
遠くの国で起こっている戦争と身近な人と喧嘩になること、同じ原理だと思います。
いつも仲良しな二人。
本日も足運び、基本の斬り、立ち回りの稽古。
立ち回りに入りましたが、基本練習で綺麗に動けないと当然立ち回りでも綺麗に動けないのでまだまだ基本の形を綺麗にしていきたいと思います。
長くやっている方で「なかなか綺麗に動くことができない」と仰る方がいますが、こうすれば綺麗になるという形を知らないのだと思います。
私で言うと10年20年綺麗な字を書こうと意識していますが、いまだに納得のいく綺麗な字が書けないのは決まった形を知らないからだと思います。
書道や日ペンの美子ちゃんを1年でも一生懸命習えば形を覚えて綺麗な字が書けるようになると思います。
頭、肩、お腹、腰、脚、全て決まった位置があり、自分が動きやすい形と違いますのでそれを体に覚えさせるまでが大変ですが、体に入ると違和感がなくなり、見る側からも綺麗で見やすい動きになっています。
バレエを観るとよく分かるのですが、体に無理な動きが多いのですが見る側には綺麗で柔らかい動きに見えます。
しかし少しでも人間の素の動きが出てしまいますと一瞬で観ている側が現実に戻されてしまいます。
つまり、エンターテイメントとして魅せるものは その種目にあった動きができるかということが大切になります。
特に難しいのは脚で、どうしても後ろ膝が曲がり踵が上がってしまいます。
膝を伸ばしたり踵を付けたりするのは不自然に思うかもしれませんが、実は日本の武道の動きで特に相撲と空手では当たり前の動きになっています。
例えば壁を押してみると分かると思うのですが、踵を付けて後ろ膝を伸ばして更に肘を伸ばし 踵で押すようにした方が力が入るのが分かると思います。
踵を付けると動きにくいから俺は爪先で動くという大関が一人いました。
毎週水曜日 12時半~14時。
世田谷総合運動場。
初めての方 お気軽にご参加ください。