引っ越したが、元の家も暫く借りていたので以前からずっとやってみたかったことができた。
非常時用のリュック1つで、電気・ガス・水道をストップした生活を3日間試してみた。
水は水道が止まる前にタンクに貯めた。
と言っても昼間は仕事をしているので夜だけ。
初日の夜、家に帰ると当然電気が付かない。
リュックを開けて、様々な機能が付いた懐中電灯をと取り出す。
スマホの充電器にもなるっぽい。
明かりを付けてみるとちゃんと付いたので一安心。
ただ、横向きに部屋を照らすので思ったほど明るくはならない。
続いて携帯の充電が切れそうなので充電しようとするが、色々なスイッチがあってなかなか分からない。
この懐中電灯でこの懐中電灯を照らせないのでよく見えない。
あるスイッチをポチッとしたら大音量のサイレンがなった。
焦って消して、また色々やってるとポチッとしてしまい再び大音量のサイレンが戸越2丁目に鳴り響いた。
もう充電は諦めた。
今日は携帯は使えない。
これだけでも結構ダメージを受ける。
タンクの水で頭を洗って体を拭いた。
寒い。
トイレはトイレのタンクに水を貯めれば普通に使える。
でもリュックの中に簡易トイレも入っているのでとりあえず試してみた。
1度試すと機能が分かるので、後日いいトイレを買いに行った。
食事は水を入れると食べられるという五目ご飯。
意外に美味しかった。
このシリーズがいくつかあるようなので、これも後日買いそろえた。
就寝は膨らますエアーマット。
これも思いのほか寝心地が良かった。
5分くらいで膨らんだ。
当然部屋には布団もないが、非常時用のアルミの布団を1枚掛けて寝た。
意外にこれ1枚で暖かくなった。
寝るときは暖かくなったが、夜中寒くて何度も目が覚めた。
初日はこんな感じで泣きそうになった。
2日目は、懐中電灯の使い方も明るい時に試していたし、良さそうな電灯も買ってきたし、暖かい服も用意してきたので、この生活が苦にならなくなった。
これが凄く良かった。
更に3日目はキャンプをしている感覚で何か楽しくなってきた。
ということで、試してみた感想として、
普段の家の中なら3日位ならなんとか大丈夫。
ただし、道具の使い方は前もって理解していた方がいい。
懐中電灯が手動で電気を起こせるようになっていたが、そんな感じで手動で電気を起こせるものがあるといい。
とにかく水を沢山貯める。
外だと厳しい。
そんな感じか。
実際に電気ガス水道が使えない状況で試すのはきついので、使える安心感がある状況で非常時に備えて1度試してみるのもいいかもしれません。
19時より審査会課題の通常稽古を行いますが終了を15分前倒しにして真剣稽古(試斬)を30分ほど行う予定です。
全体の稽古時間が30分ほど遅くなりますが、時間が許される方は真剣稽古にもご参加下さい。
城崎流居合抜刀教室
赤崎知宏