
ー 兵法の拍子のこと
どんな物事にも「拍子」というものがあるが、なかでも「兵法の拍子」は、鍛錬していないと体得するのは難しい。
世の中によく知られている拍子では、能の舞の拍子、楽人が奏でる管弦音楽の拍子などがあるが、これらは拍子がうまく調和することで見事な拍子となる。
武芸の道を見ても、弓を射たり、鉄砲を撃ったりすることから乗馬に至るまで、全てに拍子・調子がある。
拍子は重要だ。諸芸能でも、拍子をないがしろにすることはありえないし、目に見えないものにも拍子がある。
「兵法の拍子」にも、様々な種類がある。
まず自分自身に合う拍子は何であるかを知り、合わない拍子は避け、大小・遅早の拍子の中で自分に合う拍子を知り、「間の拍子」を知ることで、相手の拍子に乗ることなく、逆に相手の拍子を狂わせることに専念することこそが、兵法の道である。
この「相手の拍子を崩す拍子」を体得しない限り、その兵法は確実なものにはならないのだ。
兵法を駆使した戦いでは、その折々の敵の拍子を知り、敵の意表をつく拍子を意識して目には見えない「空なる拍子」を我が二天一流の兵法の知略で生み出して相手に勝つのである。
本書のどの巻にも、もっぱら拍子のことを書き記すので、その内容をじっくり読みこなして、よく鍛錬してもらいたいものである。








この度、社団法人茶道裏千家の横浜青年支部の皆様と日本文化交流会を行うイベントを企画を致しました。
当教室の武道と茶道、お互い学んでいる道を紹介(体験)し合うことができるイベントとなります。
抹茶の正しい飲み方や、点てる時の所作。実際に茶筅を使って抹茶を点てる体験をしてもらいます。
武道体験として抜刀術や居合の型を学んだり居合刀での人参斬りも行います。
裏千家の方々を招いてのイベントですので、いつもの稽古とは違った楽しむことをメインにした雰囲気になると思います。
場所 野毛地区センター(横浜市)
日時 6月29日(日)13:00〜16:00
参加費用 3,000円
持ち物 茶碗(お茶用ではなく普通の茶碗可)、居合刀または木刀
講師 城崎流居合抜刀教室 赤崎知宏
