五輪書 水の巻6


ー 五方の構えのこと

「五方の構え」とは、刀を「上段」「中段」「下段」「右の脇」「左の脇」に構える事をいう。
構え方は五つに分かれているが、その目的はいずれも人を斬るためであり、これら以外の構えはない。
どの構えも、「構えていると意識せずに人を斬ることだ」と心得よ。

構えは、その場その場で有利と思うものにすればいい。
上段・中段・下段の構えは本構えという。
右とか左とかの構えは、上方がつかえていたり、右か左かどちらかの脇がふさがっているような場所などで用いる構え方である。

武芸の伝統的な奥義では、「最善の構えは中段にありと心得よ」としている。
我が二天一流の兵法の兵法においても、中段が「構えの神髄」である。

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