五輪書 水の巻29


ー 面を刺すということ

「面を刺す」は、敵との立ち合いで互角の勝負になったら、敵の顔を切っ先で突こうとするタイミングを常に考え続けることが肝要とする教えである。

敵の顔を突いてやろうとするこちらの気持ちが敵に伝わると、相手は顔や体をのけぞらせるものである。
敵がのけぞったら、勝つ方策はいくつもある。よく研究してもらいたい。

戦いの最中、敵にのけぞらせるような気配があるようなら、その時点ですでに勝利を得ているといえる。
であるから、「面を刺す」ということを忘れてはいけない。

我が二天一流の兵法の稽古をするときは、この有利な戦法に強くなるよう鍛錬しておくことだ。

体験・見学のお申し込みはこちら

コメントをする

内容をご確認の上、投稿してください。


*

error: Content is protected !!