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五輪書 水の巻28

ー 三つの受けのこと

「三つの受け」とは、「敵が打ちかかってくる刀の受け方には三種類ある」ということだ。

受けの第一は、敵の懐に飛び込んでいく時、敵が刀を打ち出してきたら、こちらの刀で敵の目を突くようにしながら、相手の刀を右の方へはずして受けるのがコツである。

受けの第二は、「突き受け」といって、敵が打ち込んでくる刀を、敵の右目を突くようにして、敵の首を挟むようなつもりで、突きかかっていって受けることをいう。

受けの第三は、敵が打ってきたら、右手に持った長い方の刀は受ける事には関与させず、左手に持った短い方の刀の切っ先で敵の顔を突くようにして飛び込んでいくやり方である。

以上が、「三つの受け」である。
いずれの技も、左手をぐっと握り、その拳で敵の顔を突く感じだと思えばよい。

五輪書 水の巻27

ー 身の当たりということ

「身の当たり」とは、敵のギリギリの際まで入り込んで、身を挺して敵に当たることである。

自分の顔を少しそむけ気味にして、左肩を出し、敵の胸にぶつかっていく。
当たり加減は、全身に力をみなぎらせて強く当たること。
勢いをつけ、弾む感じで、思いっきり敵の懐深く入ることだ。
慣れた人がこれをやると、敵が二間も三間も吹っ飛ぶ程である。

2026年

明けましておめでとうございます。

本年も総合武道教室をよろしくお願い申し上げます。

2016年に殺陣教室がオープンして、今年は10周年を迎えます。

講師一人生徒数人で始めた教室が、今ではこんなに沢山の方に来ていただいて、本当にありがたいです。

講師陣も良いメンバーが集まってくれて、講師陣一同で更に良い教室を作っていきたいと思います。

そして総合武道教室が皆様の何かのお役に立てれば幸いです。

過去を振り替えず、ずっと先の未来を見ず、今自分が生きるこの3次元の世界を、強く楽しく生きていこうと思います。

本年の皆様の健康とお幸せを、心からお祈り申し上げます。

五輪書 水の巻26

ー 粘りをかけるということ

敵も打ちかかり、こちらも打ち掛かるといった場合、敵がこちらの刀を受けた時には、こちらの刀を敵の刀に押し付けて、離れないように攻め込むやり方を「粘りをかける」と言っているのである。

「粘る」とは、2つの刀がくっついて離れなくしてしまうようなニュアンスを言い、それほど激しくない勢いで体を入れ込むのがコツである。
敵の刀に自分の刀を押し付けて、粘りを入れるときは、どんなに静かに入り込んでいっても構わない。

五輪書 水の巻25

ー 丈比べということ

「丈比べ」というのは、敵の懐へ体ごと飛び込んでいく際の心構えである。

その時は、我が身を縮こめてはいけない。
足をまっすぐに伸ばし、背筋も腰もしゃんと伸ばし、首もすっと伸ばすようにして、敵の顔と自分の顔を並べて「背比べ」をしているような体勢になり、こちらが比べ勝つと思うくらい、背丈を高く保ちながら激しく飛び込んでいき、体を敵の体に密着させることが肝要である。

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