妹のとこに行ってきました。
二歳の子供に手土産を持っていこうと、本屋に入り何か探すことにしました。
本はたくさんあるし、音のでる絵本やおもちゃもあるし、、、塗り絵にすることにしました。
チャイムを押すと妹と子供が出迎えてくれたので、子供に塗り絵を渡すと、子供は嬉しそうな顔をしてありがとうと言い、リビングに走っていってクレヨンを取り出しているようです。
リビングから「あゆむ、来て!」と呼ぶので行くと、クレヨンを持って最初のページを開いています。
良かった良かったと思っていると子供が私に向かってまさかの一言。
「あゆむ、これ破って!」
聞き間違いか。
子供のために買ってきたプレゼントを破ってと言う筈がない。
「あゆむ、これ破って!」
二回言った。
耳を疑ったがどうも確からしい。
人格を疑った。
私はモヤモヤしながらさっき自分で買った塗り絵を破った。
私は天を見上げていたが、更なる試練が続くのだった。
「あゆむ、クルクルして!」
意味が分からなかったが、どうやら破った紙を丸めるらしい。
私はクルクルした。
「あゆむ、ポイして!」
ゴミ箱にポイした。
子供が拍手している。
ゴミをクルクルしてポイすると親に誉められるので、自分が親になったつもりで私を誉めているようだ。
完全に私を下に見ている。
と、一ページ目はゴミ箱行きになってしまったが、二ページ目からはちゃんと塗り絵を始めてくれました。
二ページ目は子供の好きな青色、続いて水色、赤、緑、黄色とたくさんの色を使って塗ってくれたので良かったです。
しかし面倒臭くなったのか、三ページ目から最後のページまで全部茶色一色で大雑把に塗っていった…
子供って・・・。