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ストレッチ2

先週、ストレッチをしても柔らかくならないという質問を受けてストレッチについて色々書きましたが、
今週は、ストレッチをするときに反動をつけない方がいいのですか?という質問を受けました。

反動をつけて筋肉を伸ばすと、筋肉がこれ以上伸びると危ないという危険信号をだして収縮させようとします。
なので反動はつけずにゆっくりと時間をかけて伸ばしていった方がいいです。

いいのですけど、ただ硬い人ってその体勢を取るだけでも辛いしゆっくり伸ばすことができないので、硬いうちは反動をつけて伸ばしていった方がいいです。

ストレッチについて一般的に言われていることはある程度柔らかい前提があるように思われます。

そこまでの体になってない人も多く、そんな人たち向けの教えがあまり無いように思います。

本日の技 シッティングガードからの綱引きスイープ。

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空手教室 戸越

本日の稽古

Yk君先生 

・基本運動(全)

・その場基本(基本4種)
・立ち方(基本4種)
・移動基本(基本6種)

・組手()

・型(初段、二段、三段、四段、五段)

【極め強化】
Yk君 五段 11 
Tm君 四段 14 
D君  三段 17
H君  三段 10
Kさん 二段 8
Yさん 初段 9

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剣道の声

よく受ける質問の中に「斬るときに声を出したほうがいいのですか?」という質問があります。

剣道は声を出しますが、剣術は声を出しません。
その違いは何なのでしょうか。

剣道の競技中に声を出すということは、声を出した方がメリットがあるから声を出すのだと思います。

自分を奮い立たせたり、恐怖心を払拭したり、相手を威嚇したり、様々なメリットがあると思います。

では何故剣術では声を出さないかと言うと、声を出さない方がいいからです。

相手の刀が少しでも自分に当たると致命傷になりかねませんので、テンションを上げるよりも冷静さが必要になります。

斬る時に気合いの声を出して斬ると、力は出ますが体が硬直しますので、もし相手にかわされたら相手の次の攻撃をかわすことができなくなります。

相手が相討ち覚悟でいると相手の攻撃を受ける可能性が高くなります。

剣道では自分が先に有効打を入れれば相手に打たれても自分の勝ちになります。
審判もすぐに止めてくれます。

防具を着けて竹刀で打ち合うか、防具を着けずに真剣で斬り合うか、つまり命が懸かっているかの違いです。

しかも剣道は力強く打ち込んでも声を出さないと気迫がないということでポイントを取ってくれません。
更に大きな声を出すようになります。

他に似たような例えを上げると、空手家が瓦や氷を割るとき気合いの声を出しますが、実際に戦うときは声を出しません。
伝統空手は剣道と同じでポイント制で先に当てると審判が止めてくれるので剣道と同じ理由で声を出します。
ボクシングでもK1でも総合格闘技でも実際に相手を倒す競技は声を出しません。

ということで剣術の戦いでは声は出さない方がいいのですが、声を出した方がいい時もあります。

自分もしくは相手が未熟な時は声が有効になります。

冷静になるよりも大声を出して興奮した方が戦いやすくなります。

恐怖のなかにいても声の勢いで足が前に出ることもあります。
相手も威嚇されてくれます。

もう一つ、団体戦の時。

そのレベルの人は一握りですので、何十人、何百人で戦う時は声を出して一体感を出して気持ちを高揚させた方がチーム力が上がります。

剣術は基本的に1対1の戦い方で、いかに死ぬ確率を減らしていくかということですので基本的に声は出さない方がいいと思います。

殺陣剣術教室

本日の稽古

・侍歩き(内、外、座)

・足運び(全)

・斬り方(全)

・抜刀術(首付け)

・受け返し(左袈裟斬りー鍔き落とし、胴斬り)

・対面型(1,2,3,4,5)

・基本型()

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ハッピーバースデー!!!!

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レイワ1

居合抜刀稽古

空手終わりで試し斬り稽古。

抜いた状態からだと結構斬れるようになったが、帯刀した状態からだとなかなか斬れない。

たまに斬れる。

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