今回は最も興味のあるもの一つ、食事の作法の稽古。
知れば知るほど、粗相の無いように、相手に不愉快な思いをさせないように、食事を美味しくいただけるように、よくできているなと思うのですが、最初は作法の手順を追うだけで精一杯で味なんか全く分からない。
完璧ではなくても最低限のことは身に付けておきたいですね。
よく言われることですが、お箸を正しく持っていない人が意外に多いですね。
お箸なんて一番使いやすいように自然に正しく持てそうだし、あるいは親が教えている筈なのですが、どうしてだろうか。
なんて思っていると、先日妹の家に行って食事を頂いたら妹が何かよく分からない箸の持ち方をしていた。
どんな親に育てられたんだと思った。
親は私にも妹にもお箸の持ち方を教えてくれなかったが私は自然に正しく持てるようになった。
とは考えにくい。
親は私にお箸の持ち方を教えたが、私が不器用すぎる上に覚えも悪くて人の何倍もかかってようやく覚えたため教えることに疲れて
「お箸なんてご飯が掴めれば別にどんな持ち方でもいいでしょ。」
と妹の時は適当になっていたかもしれない。