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五輪書 水の巻18

ー 縁の当たりということ

こちらが打ちかかり、敵がそれを刀で止めよう、弾きのけようとしたときには、太刀筋一つでその敵の頭も手も足も打つことだ。
太刀筋一つで敵のいかなる箇所をも狙い打つ技法を、「縁の当たり」と言う。

よく出会う打ち方なので、しっかりと習得すべきである。
何度も打ち合うことで理解を深めることだ。

五輪書 水の巻17

ー 流水の打ちということ

「流水の打ち」と言って、敵と相対していて競り合いになり、敵が速く退こう、はずそう、刀を早くはねのけようとするとき、こちらが心も身も悠然と構えていると、刀もそれについてくるので、いかにもゆっくりとした動きで、いわば川の流れが淵で淀むかのように、大きく打つことである。

この打ち方を習得すると、「確かに打ちやすい」と手応えを感じるはずだ。
ただし、その際には敵の腕をよく見極めることが大切である。

五輪書 水の巻16

ー 無念無相の打ちということ

敵が打ちかかってこようとし、こちらも打って出ようと思うときは、体が自然とそういう体制になり、気持ちも同じ動きをし、手もいつの間にか自然に勢いをつけて打っている。
これを「無念無相の打ち」と言い、最も大事な打ち方である。

この打ち方には、たびたび出会うはずだから、よく習い、よく鍛錬するように。

ヨガ稽古

通ってた近所のヨガ教室が閉店したので、最近は様々なとこへ単発で参加しています。

前回参加したとこが良かったので、今回も同じ所へ。

ポーズヨガだけではなく、様々な種類のヨガ稽古を行い、バランスが良い。

ヨガのメリットを聞かれることがあるが、最近は「3次元で生きる力がつく」と言ってもいいかなと思う。

五輪書 水の巻15

ー 二のこしの拍子のこと

「二のこしの拍子」は、こちらが打ち出そうとするより速く、敵がさっと身を引いて、素早く打ちかかってくるケースでの対応である。
そういう時は、こちらから打ちかかっていくと見せかけ、敵が緊張した直後に生まれるわずかな気の緩みを狙い打つか、敵が身を引いてホッとしたところを打つことだ。
その二つが「二のこしの拍子」という技である。

これだけの説明では、実際に打つことは難しいだろうが、きちんとした手ほどきを受けさえすれば、たちまち合点がいくはずだ。

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