口を英語モードにして気を張って話すと英語っぽくなるが、気を抜くとすぐに中学校で習ったカタカナが出てくる。
いけないと思って英語っぽく話そうとすると無駄に唇を噛んで話してしまう。
ワークショップの料金を受け取ると全て二千円札だった。
何年ぶりに見ただろうか。
外国人の両替に二千円札を渡しているのだろうか。
外国人が二千円札を出したら一瞬分からなくなります。
ドルを出したのかと思ったら二千円札でした。
二千円札ができたのは沖縄サミットを記念してでしたでしょうか。
その当時私は会社努めをしておりました。
二千円札を普及させるためだったと思うのですが、ボーナスが全て手渡しで二千円札でした。
侍ワークショップは駅で待ち合わせをしているので私が先に来たり、アシスタントの方が先に来たり、お客さんが先に来たりしますが、今回は私が先に来て次にお客さんが来ましたのでアシスタントの方が来るまで私が英語で話さなければいけない状況になりました。
悪戦苦闘しながらどこから来たのですか?とか日本は初めてですか?とかいろいろ話していると、なんと日本に来るのが10回目というのです。
私は思わずではなく、意識的に外国人風に肩をすくめてワ~オ!と言いました。
恥ずかしさを感じ取られないように。
上手くいったようで、その後 京都に行った話や北海道に行った話などに上手く繋がりました。
英語の勉強は文法などやらずに今は発音だけをやっています。
受験勉強の時にはベースとなる文法をしっかり覚えて、プラス単語を覚えていくという勉強の仕方でしたが話すことが目的なら文法は一番最後でいい気がします。
コミュニケーション力と発音と単語でしょうか。
今年の初めに日本語が話せる外国人に侍ワークショップを開催して以降、初めて私一人で日本語の話せない外国人にワークショップを開催致しました。
私の説明したいことが伝わらなかったり、外国人が質問していることが分からなかったりということが沢山ありましたが、それはそれとしてコミュニケーションを取りながら何とかなりました。
言葉は伝わった方がいいですし、これから完全に話せるようになる予定ですが、別の言葉を探しながらどうにか言葉を届けようとする今のコミュニケーションの取り方も楽しいです。
楽しいといってもその時は楽しめませんけど。
今回はお客さんが二人だけでしたのでまだ良かったかもしれませんが、それでも少人数なら何とかなりそうな気がしました。
明日は団体様のワークショップ。
アシスタントさんについていただきます。
兄妹。
本日も侍ワークショップにお越しくださいましてありがとうございました。
私の容量の問題で最大8名様とさせていただいております。
一回目のワークショップが終わったあとすぐに英語の教材を買って毎日聞いているのである程度聞き取れるようになったのじゃないかと思っていたが全然聞き取れない。
一対一で、いつ日本に来たとかどこの出身かとかどこに行ったとかという話は向こうもこっちも通じさせようと一生懸命になるのでどうにか会話ができたが、ワークショップが終わってお茶会で皆が英語で話すと全く聞き取れない。
『Sushi』と『Akiba』しか分からなかった。
言葉が分からないので顔の表情に自然と意識がいっていましたが、芸術の分野と同じで魅力的なものは表現が豊ですね。