


いつもの美容室で髪を切ってもらいました。
今の美容室に初めて行ったのは3年位前のことです。
私の知り合いにすごくセンスのいい方がいました。
服、靴、髪、全てのセンスがいいのです。
ファッションショーでモデルさんが来ている服はセンスがいいと思いますが、それを日常で着ると奇抜になったり浮いてしまったりするのですが、その方はそれをアレンジして日常に馴染ませるセンスまであるのです。
ある日私はその方に、あなたは全てのセンスがいい、どこで髪を切っているのか教えてもらえませんか?と、直球で聞くと快く教えてくれましたのでその美容室に行ってみました。
ちょうど撮影の仕事がありましたので、その美容師さんに 会社の役員のようにしていただけますか?と言って少し役の説明をすると「分かりました」と言い、出来上がりが100%満足でした。
少しの会話で私のイメージを受け取り、それに自分の感性を加えて最高の形にしているのです。
次に行ったとき「爽やかにしてください」と言うと今度は何も聞かずに「分かりました」と言い、30分後私は爽やかになっていました。
また次のとき「春な感じにしてください」と言うと、何も聞かず「分かりました」と言い、30分後私は春になっていました。
ヴィヴァルディーが音で『春』を作り出したように その方は私の頭で『春』を作りました。
『春』と『夏』と『秋』は作っていただきました。
あとは『冬』を頼むと『四季』が完成します。
『初夏』






初めて絵画モデルというものをやらせていただきました。
15分間 体を動かさないということを休憩をはさんで5回行いましたが、だんだん自分の体が分からなくなってきます。
空手衣を着て右手は帯を軽く掴み、左手は自然に下ろして、上の方を見ているポーズでした。
上の方を見ていますので自分の体が見えず、10分位すると左手が最初の位置よりあがってきているんじゃないかと思い始め15分経って終わりの合図がなり、左手の位置を確認すると最初の位置から動いてなく安心するというのを繰り返していました。
終わったあとに描いていただいた自分を見るとそれぞれ描き方が違うのですが、どれも自分の内面を描かれたようでドキッとしました。
そのものの内にあるもの、大切にしているもの、溢れでるもの等を感じ、さらに自分の表現を加えて絵になるのかと思いました。
画家と呼ばれる人たちはどんな目線で世界を見ているのだろうと興味深いです。
