カテゴリ:戸越空手

キッズ空手教室

まずは立礼と座礼の練習。

それから上げ受け、外受け、今回初めて行いました下段払い、最後に正拳突き。

休憩後は型稽古。
平安初段の1を3段階に分けて3の下段払いで大きな声を出します。
声を出すというのが心身にとって意外と大切なのです。
小学生のお兄ちゃんは平安初段の2までを5段階で行い5で気合いの大きな声。

十五分くらい皆で練習して最後に一人でみんなの前で型を発表します。

最初に、今日はここまで覚えて最後に一人でやります。と言うと、「え~できない」とか言いますがやってみると毎回ほぼできます。

できるだけ多くの成功体験を積むと何事にも積極的にチャレンジできるようになると思いますし、もし失敗しても、あら今回は駄目でした、まあ次で成功すればいいかと思える人になれると思います。
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新始

再び子供空手教室を始めさせていただくことになりました。

子供空手教室は今の私を作ってくれたものだと思っておりますので再び始められることになり本当に嬉しく思います。

18歳で空手を始めてからは足りないものを手に入れるために柔術、ボクシング、相撲、古武道、総合格闘技ととにかく技術を求め、30代になると空手、柔術、殺陣の指導員をさせていただけるようになりましたが、一番大切な心の事はおいてけぼりでした。

大人に技術を教える分にはまだ良かったかもしれませんが子供に空手を教えることになった時に、私の強さは社会的に何の価値もないし、私は子供に武道を教えることはできないと思いました。

そういう気持ちを持ちながら始めたのですが子供たちは私の言ったことを何年も覚えていますし、一挙手一投足を真似しますし、私はこの子たちの人生に確実に影響を与えているというプレッシャーから子供たちの模範となるように、いい影響を与えられるように子供たちの前を離れても子供たちの目を気にして行動するように、考えるようになりました。

何かを判断する時、今でも子供たちがじぃーと私を見ている姿が頭をよぎりますし、本当に子供たちに成長させていただいたと思います。

武道とは何かということを考えることができ30代は学びの十年間でした。

40代に入った今は人間関係に必要なマナーや強さ、優しさ、誠実さは武道から学べると思っておりますので今度はしっかり子供たちに空手を教えていきたいと思います。

また私が30代になってから武道を考えるようになったように大人になってからでも武道に触れる人が増えてほしいと思います。

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