カテゴリ:弓稽古

秋模様

ここに来ると普段見慣れないものに出会えるのでちょっとテンションがアップする。

いきなり蟻地獄


子供の頃よく見たが、そういえば中で待ち構えているものを拝見したことは一度もない。

トンボ

草むしりをしているときに蜻蛉を見たので

「あっ蜻蛉! 今年初見!」

と言ったら

冷静に「けっこう前から飛んでいたよ。」

と言われた。

こういう時は

「あっ!ほんとだ!今年初見!」

と優しい嘘をついてほしい。

蝶蝶

ミョウガ!

あと、もぐらが土を掘った跡をよく見るが生もぐらも一度も見たことがない。

今日の一言。

『秋になって虫の声を聞くと人生に焦る。』

弓は足で引く

「弓は足で引く」

全然分からんと思っていたが今日分かった。

たぶん。感覚が合っていれば。

下半身を安定させるということだろうと何となく思っていてもなかなか床を強く掴めなかったのですが、体をXに考えて左手を使うときは右足、右手を使うときは左足を使うとビンゴでした。

両手両足を広げて大の字に立って、横から左手を押されると右足で踏ん張る原理で、自分でXの力をかけると床を押し掴む感覚が分かりました。

本にその言葉を書いた人は謎かけを投げっぱなしにしないでその心まで書いてほしいです。

できたらできたで次々と課題が出てくると思いますが、先生に「とりあえずあとは手の内だけ」と言われました。

刀、棒、バット、道具にはそれぞれの手の内の使い方があるが、弓は他の何とも違って原理が複雑でまだ上手くできない。

「そんな簡単にできちゃ困るよ。こっちは何十年もやってるんだから。」

と言われますのでそこにできる人とできない人の1つの境界線がある気がします。

感覚

毎日鏡で自分の顔を見てはいるのですが、改めてじっくり見てみると自分が知ってる顔とだいぶ違ってる。

生まれてけっこう経つのでそれはいいとして、目が変わってきている。

昔から視力が悪く目に力を入れてものを見ていたのか よく「怒ってる?」と聞かれたのですが、最近は見えないのが当たり前になって力を入れることもなくなっている。

知人に視力の話をしたら、それ障害者手帳が取れるレベルだよ と言われたのでネットで調べてみたらどうやら本当に取れそうだ。

夜になると見えにくくなるが日常生活には問題ない。

夜にバッティングセンターに行くとボールが見えなくて打てなくなるくらいだ。

格闘技や刀を使う競技も全く問題ない。

見えないぶん勘が良くなった気がする。

そういう影響もあるのか、人と話していると相手の感情がこちらに入ってくるのか、きつい時がある。

人酔いという言葉があるが、気のせいだといわれたり、医学的に血管がどうだの言うが、たぶんそういうことだと思う。

弓も勘。

勘というか、的に当たらないと何処にいったか分からないが、的に当たると音がして当たったのが分かるので、当たったときの体をできるだけ覚えて同じように射つ。

早起き

稽古開始1時間前の9時に稽古場に行くと既に稽古を始めている方が2名いらっしゃいました。

安土を整備したり的を張ったりするのもけっこう時間がかかるのに一体何時に来たのだろうか。

一人はいつも遅めにいらっしゃる方ですのでどうしたんだろうと思い、

今日は早起きですね。と言うと

「今日はまだ寝てない。」

どんだけ稽古が好きなんだ。

行事の前でも大会の前でもないし、ただの稽古日に寝ないでくるだろうか普通。

達人クラスはやっぱり何かおかしい。

それにしても暑かった。

道場の会話の9割が暑いね。だった。

「暑いね。」

「暑いね。」

これで会話が成り立つ。

すると突然 朝早くいらしたもう一人の方の腕がつった。

「暑いからね。」

いや、暑いのは関係ないと思う。

ふと横を見ると扇風機の前で座って寝てる方がいらっしゃる。

やっぱり薔薇が好き

弓道場の畑の春菊や小松菜が収穫期を向かえ昼食に皆でいただいています。

土があって雨が降って太陽があればほおっておいても育つのですね。

庭がほしい。

それに比べてバラの手のかかること。

病害虫に弱すぎないかい。

特にうどん粉病。

これだけ品種改良が進んでいるのにいまだに強いバラが作れないとは。

シクラメンは「シクラメンの香り」の歌が出て急いで香りのあるシクラメンを作った。

そんなことができるのにバラは。

進化の過程で身を守るためにトゲを付けたと思うが今の病害虫は昔の自然環境には無かったのだろうか。

この梅雨はバラにはきつい。

梅雨らしい梅雨でいいなと思っていたがこれ程までの梅雨は記憶にない。

少なくとも私が大人になってからは初めてな気がする。

弓稽古。

講習会などがあってもメモは取れない。

頭で覚えろ!ということだ。

見本を見せて、 覚えただろ やってみろ!ということだ。

弓を引きに来たのに数ヵ月は素引きだけだ。

これで辞める方が多いが、この数ヵ月の素引きに後で感謝する。

流鏑馬は25までだ…

特定の人しか人に教えてはいけないルールがある。

これは本当に良いと思う。

世の中には教え魔という人がいる。

ある程度年のいった男性に多いが、子供の頃からその傾向は見られる。

空手の子供でいうと、できない子は自分よりできない新しい子が入ってくると教えたがる。

できる子は自分のことを一生懸命やっている。

指導者と同じ考えの元に教えてくれるならまだいいが、自分の解釈で教えられると違っていたりするし、教えられた人も可哀想だ。

変わらないものはそうやって変わらず受け継がれてきたのか。

道の付くものを1つは習わせた方がいいと言うが、大人になってからでもいいと思う。

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