前回硯箱の使い方の作法をおこないまして、今回は一汁三菜の料理の食べ方の作法をおこなう予定でしたが、硯箱の作法が難しいですし、よく使いますので今回も硯箱の作法を教えていただきました。
ただ字を書くだけにこんなにも作法があるというのは外国の方には理解しにくいのではないでしょうか。
弓道も弓を引くまでにいろいろと作法があります。
以前弓道を体験された外国の方が立ち座りの稽古や正座をして足がしびれたあと、やっと弓が引けると思ったら弓を引くまでの作法の長さに我慢ができなくなって、
「何でこんなことするの!?向こうに行ってすぐ引けばいいでしょ!!」
と半怒りになっていました。
その方は国でアーチェリーをやっているということでした。
当てることが目的の競技と当てればいいというわけではない武道の違いだと思います。
形は絶対ではなく心を作るために形を利用しています。
形通りにすると自然とその心が作られます。
弓を引いたあとも当たった外れたではなく、また作法があります。
私と同じように稽古の様子をブログに綴っている方がいらっしゃいまして、今回のブログを見てみると私の写真が10枚程載っていましたが、ん~まだまだ体を意識できていないなと思う取り消したい写真が数枚ありました。