カテゴリ:他

五輪書 水の巻8

ー 五つの表の次第、第一のこと

「第一の構え」は、中段の構えである。

太刀先を敵の顔に向けて相対したときは、敵が打ちかかってきたらその刀を右に払って切っ先をはぐらかし、ふたたび敵が打ちかかってきたらこちらの切っ先を返して打つのである。
打ち下ろした刀はそのままの状態にしておいて、更に敵が打ちかかってきたら下から敵の手を叩きにいく。
これが第一の基本である。

こうしたことは、「五つの基本」として文章に表したものを読むだけでは理解できまい。
五つの基本を習得するには、実際に刀を手に取って稽古するしかないのである。

この五つの太刀筋の基本を体得すれば、我が二天一流の兵法の道を知ることができ、敵がどのような太刀筋で打ってくるかも次第に読めるようになる。

「我が二天一流の構えは、五つ以外にない」と教えるゆえんである。鍛錬せよ。

弓稽古

いやー暑かった。

いや熱かった。

8月も後半になり、徐々に日差しが弱くなるはずなんだけど、なんか強くなってね。

かなり強かったよね。

とにかく水、水って感じで、多分今日、過去一水を飲んだ。

体重の半分くらい飲んだ気がする。

体感では今日が今年一番暑かった。

この炎天下で野球やってる高校球児どうなってるんだ。

弓道は炎天下ではないので丁度いい。

この暑い中で稽古をすると基礎体力が大分上がるので、上手く学生のうちに体験させときたい。

五輪書 水の巻7

ー 太刀の道ということ

太刀の道とは刀の通る道筋のことで、「太刀筋」と呼んでいるが、この道を知ることはとても大事である。
いつも腰に差してる自分の刀を、もし仮に二本の指で振るにしても、刀身がどういう軌道を描くかということをよく知っていれば、自由自在に振ることができる。
だが、刀を早く振ろうとして力むと、刀本来の道筋に逆らう力が働き、太刀筋が狂って、かえって振りにくくなる。
そのやり方では人は斬れないのである。
刀を使うときは、振りやすいと思える程度の自然な力で、静かに振ろうとする気持ちが大切である。
刀を打ち下ろしたら上げやすいところへと戻し、横に振ったら横に戻し、肘はできるだけぐっと伸ばして強く振る ー これが太刀遣いの基本である。

我が二天一流の兵法の構えである「五つの表」と呼ぶ五種類の基本型を習い覚えると、太刀筋が定まってきて振りやすくなるはずだ。心して鍛錬せよ。

五輪書 水の巻6

ー 五方の構えのこと

「五方の構え」とは、刀を「上段」「中段」「下段」「右の脇」「左の脇」に構える事をいう。
構え方は五つに分かれているが、その目的はいずれも人を斬るためであり、これら以外の構えはない。
どの構えも、「構えていると意識せずに人を斬ることだ」と心得よ。

構えは、その場その場で有利と思うものにすればいい。
上段・中段・下段の構えは本構えという。
右とか左とかの構えは、上方がつかえていたり、右か左かどちらかの脇がふさがっているような場所などで用いる構え方である。

武芸の伝統的な奥義では、「最善の構えは中段にありと心得よ」としている。
我が二天一流の兵法の兵法においても、中段が「構えの神髄」である。

五輪書 水の巻5

ー 足遣いのこと

「足の運び方」は、爪先を少し浮かし、踵で足場を強く踏むことだ。
足の使い方は、そのときそのときで、大きいか小さいか、遅いか速いかといった違いはあっても、「普段の歩みのように自然に」が鉄則である。

飛ぶような足、浮き上がった足、踏み固めた足の三つは、良くない足運びである。
足遣いでは、「陰陽の足」ということが大事とされている。
陰陽の足とは、片足だけを動かさない事をいう。
斬る時も、退くときも、敵の刀を受ける時も、右・左・右・左と規則的に足を運ぶやり方である。
くれぐれも、片足だけを動かすことのないよう、肝に銘じてもらいたい。

error: Content is protected !!