水曜殺陣クラス第一回目となる本日は早めに来て砧公園を散策。
かなり広い場所に大きな木がたくさん生えていて思わず深呼吸したくなるような気持ち良さ。
公園内に美術館があるようだが絵のセンスのない私はここをスルーして目的は隣のレストラン。
素敵な感じなのだが時間的に行けないのでいつか行ってみたいと思います。
すぐ近くに売店があり、中でゆっくりできるスペースがあるのでここで一休み。
お店の方に話しかけられ殺陣をやってますと言ったが通じない。
時代劇の練習ですと言うと「あ~チャンバラトリオ」と言った。
トリオではない。
コントでもない。
本物の刀?と聞かれた。
そんなわけないだろ!
心の中で鋭く突っ込んだ。
少し歩くと世田谷総合運動場。
秋薔薇が咲き始めている。
まだ蕾の状態のものが多いのであと1・2週間したら凄いことになりそうだ。
入り口から花壇が4つ並んでいてそれぞれ違う色の薔薇を植えている。
世田谷 やる~ と思った。
そして殺陣教室。
基本的に日曜日と同じように足運び、基本の斬り 、対面稽古と行っていきますが時間がかけられる分 より丁寧に行っていきたいと思います。
この着こなし、袴の格好良さのイメージを覆しますね。
和服は日本人の体型のほうが格好良く見える筈なのですが180センチを越える体にはまた違った格好良さが生まれるのですね。
このルックスは世に出したほうがいいと思うのですが、IT関係の仕事をしているようです。
仕事の内容を聞き、パソコンが全くできない私にはよく理解できなかったが、ITにとって重要な仕事をしているということは解りました。
野球で言うとキャッチャーだなとピンときました。
ITって何のことだかいまいちよく解っていない。
今回の殺陣クラスもいつものように足運びから基本の斬り、対面稽古。
若い男性の役者さんには力とスピードが求められますが、長くやってるとある程度は自然にできてきますので とりあえずそれは置いといて、シンをやるには綺麗さが求められますので体と刀を綺麗なままコントロールして動くことを考えていきましょう。
女優さんは特に形です。
女性の場合は形が決まらないと男性を斬るのが嘘っぽく見えてしまいます。
男性も女性も形さえできていればあとは演出、カメラワーク、回りの役者さんの動きで どうとでもできますのでまずは綺麗な形を身に付ける稽古をしていきましょう。
10月でゴールドキャッスルが開講して1年になります。
支えてくださっている皆さんに感謝の気持ちで一杯です。
これからも皆さんが喜んでくれる場所を作り続けていきたいと思います。
10月からは水曜殺陣クラスと土曜剣術クラスが開講致します。
水曜日が世田谷総合運動場で12時半から14時までです。
成城学園前からバスで10分位です。
バスの系統によって降り場所が違いますが、
総合運動場前で降りると徒歩すぐです。
成育医療研究センター前で降りると徒歩5分位です。
二子玉川駅からはバス20分、総合運動場前で降りてすぐです。
渋谷駅からバスも出ていますが1時間位かかりますのであまりおすすめできません。
土曜日が品川総合体育館もしくは戸越体育館で
朝9時半から11時まで、
もしくは昼12時半から14時半までです。
最初は少人数になるかと思いますがご都合のよろしい方は是非ご参加ください。
お待ちしております。
品川総合体育館で昼のクラスを終えると夜は戸越体育館。
何人かの生徒さんにこのまま移動するのですか?と驚かれ、私としては普段からこの姿なので特別変わった格好だとも思わないですし、まあ気持ち目立つかなと思っていましたが、気持ち多めだったようです。
移動時間を含めても時間がたっぷりあるのでデニーズで食事をすることにした。
入ると食事中のお客さんが皆私を見る。
下町風のおじさんが口を開いたまま私を見た。
ハワイアンフェアーというのをやっているようで私は少しテンションが上がった。
私はハワイアンが好きなのだ。
行ったことはない。
キッチンマットがハワイ柄なくらいで他にハワイを感じるものは家にない。
ハワイの場所もはっきりわからない。
なんなら私の思っているハワイはグアムかもしれない。
でも好きなのだ。
メニューを見るとハワイアンBBQハンバーグというのがある。
なんて魅力的なハンバーグなんだ!
その瞬間ハッとした。
私は完全に『和』の格好だ。
ここにいる皆が知ってる。
さっきのおじさんの顔が思い浮かぶ。
ハワイアンを注文すると皆にがっかりされるかもしれない。
おじさんに怒られるかもしれない。
そんな葛藤の末、私はあまり食べたくない鰆(さわら)の西京焼きを頼んだ。
西京焼きが運ばれてくるまでの間もこれで良かったのかと、ずっと自問自答していた。
暫くして店員さんが笑顔で西京焼きを私の前に置いた。
その笑顔は 「やっぱりそうですよね~期待通りです~」と言っているような笑顔だった。
もしハワイアンを頼んでいたらきっとあの笑顔は無かったに違いない。
「残念な人ね。」という顔でハワイアンを私の前に置いたに違いない。