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妹のとこに行ってきました。パート4くらいか

妹のとこに行ってきました。

二歳の子供に手土産を持っていこうと本屋に入り何か探すことにしました。

本はたくさんあるし、音のでる絵本やおもちゃもあるし、、、塗り絵にすることにしました。

チャイムを押すと妹と子供が出迎えてくれたので子供に塗り絵を渡すと子供は嬉しそうな顔をしてありがとうと言い、リビングに走っていってクレヨンを取り出しているようです。

リビングから「あゆむ、来て!」と呼ぶので行くとクレヨンを持って最初のページを開いています。

良かった良かったと思っていると子供が私に向かってまさかの一言。

「あゆむ、これ破って!」

聞き間違いか。

子供のために買ってきたプレゼントを破ってと言う筈がない。

「あゆむ、これ破って!」

二回言った。

耳を疑ったがどうも確からしい。

人格を疑った。

私はモヤモヤしながらさっき自分で買った塗り絵を破った。

私は天を見上げていたが更なる試練が続くのだった。

「あゆむ、クルクルして!」

意味が分からなかったがどうやら破った紙を丸めるらしい。

私はクルクルした。

「あゆむ、ポイして!」

ゴミ箱にポイした。

子供が拍手している。

ゴミをクルクルしてポイすると親に誉められるので自分が親になったつもりで私を誉めているようだ。

完全に私を下に見ている。

と、一ページ目はゴミ箱行きになってしまったが、二ページ目からはちゃんと塗り絵を始めてくれました。

二ページ目は子供の好きな青色、続いて水色、赤、緑、黄色とたくさんの色を使って塗ってくれたので良かったです。

しかし面倒臭くなったのか、三ページ目から最後のページまで全部茶色一色で大雑把に塗っていった…

子供って・・・。

ラストスパート

週に一度整骨院に行くようにしていますが、行けないこともありますので一週開けて行くと

「ちゃんと来ないと治りませんよ」

とよく怒られるので中2日で行ってきました。

治療室に入って

「お願いします。」

と言うと、いつものように独り言なのか私に言っているのか分からないトーンで

「今年中には治ってる筈だったんだけどなぁ。」

この自分の言葉に何かスイッチが入ったのか突然獲物を狙うような目で私を見た。

漫画でいう目が『キラーン』となった。

そして治療が始まるといつも以上に痛い。

この先生腕は確かなのだが結構痛い。

よく隣から

「う~~~」

とか

「痛痛痛痛」

と聞こえてくる。

いつもは我慢できるが今日は我慢できないくらい痛い。

『キラーン』の意味が分かった。

当初の予定通り今年中、つまり今日で全ての治療を終わらせようとしている。

あまりの痛さに私はタップ直前だったが先生に見えないとこで顔を歪めながら何とか攻撃をしのいだ。

やっと終わったかと思うと体勢を変えてまさかの一言。

「今度は少し痛みますよ」

既に痛いよ!

と突っ込んでほしいのか!

我慢できる自信がない。

そして先生の指が私の右肘に入ってきた。

先生  (ギブアップ?)

私  「ノ~~~~!」

私は何だか分からなくなって治療が終わるまでずっと笑顔になっていた。

いつもは5分程で終わる治療が今日は15分間続いた。

そして治療を終えるとボソッと一言。

「やり過ぎたかな。」

更に一言。

「来年また来てください。」

治ってないのか~~~

チャレンジ

最近火曜日の空手教室で困っている事がある。

正座をして礼をするとこのクラスの時だけ右肘がポキッとなる。

子供たちが稽古場に入ってくると鬼ごっこをしたり、流行りのギャグをやったりして騒がしくなるだが、時間がきて私が「始めます!」と言うと整列して一応静かになる。

しかし、子供たちはまだ遊びの余韻が残っているので稽古モードに切り替えるために正座をして一分間黙想する。

これで大分稽古モードに切り替わるので、そろそろいいかなと思ったところで私が「開目!」と言って目を開く。

そして静まり返った雰囲気の中ゆっくり礼をすると私の右肘が「ポキッ」となる。

静寂に「ポキッ」が可笑しくて子供たちが笑うと「笑うんじゃない!」と言いながら私も半笑い。

私が真面目な顔をして「始めます!」と言うことから黙想まで全てが「オチ」に向けての「振り」となっている。

他の空手教室4ヶ所や、柔術・殺陣の時にも同じように正座・礼をするが、何故かこのクラスだけポキッとなる。

笑神様の仕業としか思えない。

子供たちがこの笑いに飽きて、「もういい!」と突っ込むまでは続けていこうと思っているが問題は自分でコントロール出来ないことである。

ポキッとなり始めてから一度だけならなかったことがあった。

いつものように黙想のあと礼をしながら私も子供たちもポキ待ちだったのだがポキなく礼を終えてしまった。

顔を上げたあとの子供たちの視線がいっせいに私に向けられた。

その目は
「先生・・・」
「何で・・・?」
「期待していたのに」
「先生具合悪いの?」

と訴えかけていた。

私は
「ごめん…」
「先生だってこんなはずじゃなかった」
「こんな先生でごめん」
「来週は頑張るから」

と目で返した。

そして次の週。

私は緊張した面持ちで「黙想!」と言った。

子供たちも先週のことが頭にあるようで若干黙想の顔も堅い。

「開目!」と言って子供たちが目を開けると心配そうな顔で私を見つめている。

私はいつもより大きな声で「礼!」と言いゆっくり礼をした。

子供たちも耳をすませている。

「ポキッ!」

なった!!

私は子供たちを見回すといつものような可笑しくて笑うという感じではなく安堵感から笑顔になっていた。

私も安堵感一杯にいつものように「笑うんじゃない!」と言った。

子供たちが「先生やったね!」と目で祝福してくれた。

「ありがとう!!」

私は子供たちにチャレンジすることの大切さを教えることができた。

ファッショナブルな親子

妹のとこに遊びにいってきました。

両親が来ていたとき以来だから2ヶ月ぶりくらいか。

久しぶりにでました。

ファッションチェック。

ピーコの辛口ファッションチェック。

ドアを開けると以前は私を見ると泣き出した子供も最近は笑顔で迎えてくれるようになりました。

リビングまで行きスーツの上着を脱ぐと
「シャツアイロンかけてる?」の声。

早すぎる。

右腕はまだ袖を抜いていない。

育児が一段落したらその道に進んだ方がいい。

「ノーアイロン!」

一息つく暇もなくスーパーへ行くことに。

玄関を出て私が前を歩いていると後ろからピーコの声か。

「靴底減ってるよ。」

ピーコのファッションチェックはそんなとこまで見るのか。

その道に進むとよい。

「ノープロブラム!!」

他にも色々ダメ出ししたいところがあったと思いますが今回は二つだけにしていただきました。

家に戻ると妹は料理をして子供と私はお絵描き。

子供が子供らしく画用紙からはみ出しクレヨンの青が畳の上に。

後で怒られるぞと思い一人笑っていると、青い色を付けると私が喜ぶと思ったのか私のスーツのズボンに青い色を付けてきた。

「ノーサンキュー!!!」

クレヨンの色はスーツの生地にこんなにはっきり映るのかと驚いている間に次々と幾何学模様が描かれ、私の地味なグレーのズボンは斬新なスラックスに生まれ変わった。

「ノーーーー!!!!」

卒業

先日紹介しました中学生は、型では勝つことができませんでしたが組み手では銅メダルを取り、私としてはよくやったと思っているのですが、本人的には金メダルではなかったので全然満足いかないようです。

毎回メダルは取れますが金メダルが取れませんね。

金メダルを取るコツは「俺が負けるわけがない。」と思うことです。

これだけです。

区の大会が終わり、いよいよ1年のメインイベント、セントラル空手大会に向けて仕上げの段階になります。

毎年年末に行われますが今年は少し遅く1月12日に決まりました。

「ちなみにその日は先生の誕生日です」と子供たちに伝えると例のごとく先生何歳?という話になる。

39歳と伝えると、え~39歳で結婚してないの?何で~? ということになる。

冷静に「いい人が見つかったら結婚します。」と伝えると、どんな人がいいの~? という話になる。

「心の綺麗な人がいいです。」と答えると「芸能人で言うと誰~?」と聞かれ、私はニヤリとなった。

そのあと、私が「仲間由紀恵」と答え、相手が「それ顔でしょ!」と突っ込み、笑いが起きるという絶対のパターンを持っていた。

私はこの仲間由紀恵さんを10年使って、1度も外したことがない。

私は経験と実績から 完璧な間で「仲間由紀恵」と言い、突っ込みを待った。

・・・・・。

なかなか突っ込みがこない。

子供には突っ込みの文化がないのか。

しかし、この笑いは殺陣教室や柔術教室と同様初心者でも分かりやすいコースとなっているので子供でも突っ込める筈なのだが。

しばらくの間のあと「仲間由紀恵って誰?」とまさかの質問が帰ってきた。

子供は仲間由紀恵を知らないのか!?

ごくせんに出てた人と言うと、「あ~何となく知ってるかも・・・」とまさかの気を使われてしまった。

「何となく」のうえに「かも」って 間違いなく知らない。

しかしこのまま無敗記録を途切れさせる訳にはいかないので 私は「ごくせんの主役だった美人な人」と自ら答えをいい、「それ顔が綺麗な人でしょ!」「自分で顔って言った!」という突っ込みを待ったが、まさかの「あとでお母さんに聞いてみるね」という 私を気遣った優しい言葉が帰ってきた。

もうこのネタから卒業しよう・・・。

そして仲間由紀恵さん結婚おめでとう。

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