
本日は刀体験会 in 横浜。
最後に人参斬り。
人参斬りをするのはいいが、いつも斬った人参を持ち帰って、消費するのが追い付かない。
毎食人参。
凄く健康になってきた。
この一ヶ月で世界で一番人参を食べているかもしれない。
あと、スーパーで人参を買うのが恥ずかしい。
この人急に人参を買いだしたけど、どうしたのだろうと思われていないだろうか。
確かこの人一人暮らしの筈なので、急に人参を買いだすということはきっとウサギを飼ったに違いない、と思われているかもしれない。
40過ぎた一人暮らしの男がウサギを飼い始めたと思われるのは恥ずかしい。
違うんだ、店員さん、私はもっと男らしい事をしているのだ。
何となく察してくれ。
いつもYouTubeを見ながらヨガをしてたりするが、それでも男らしいのだ。
寝る前にアロマを焚いているが、男らしいのだ。
何かあるとパワースポットへ出かけたりするが、男らしいのだ。
今カゴの中に柔軟剤が入っているが、それでも男らしいのだ。
店員さんよ、分かってくれ。


近所を歩いていたら園芸店が閉店セールをやっていて、しかも全品60%引き。
そろそろ植え替えの時期だし、新しい土を買っておこうと思い店に入って二袋の土を持ってお会計をすると、全く割り引きされない。
「60%引きではないのですか?」と聞くと
「土は対象外なんです。」
はあ?
この店土推しでしょ。
この店ほぼ土でしょ。
この店の前土だらけでしょうよ。

「それなら結構です!」
と言いたかったが、勿論言えない。


侍体験が終わったあと観劇SAKURA前戦。
殺陣シーンがやっぱり良かった。
DVDを買って研究しようかと思ったが、公演後役者さんが出てくるのが苦手なので、アンケートに殺陣シーンを増やしてほしいとだけ書いて急いで出てきた。
小劇場の役者さんて何で出てくるのだろうといつも思う。
あと、小劇場って何で開演が5分遅れるのだろうといつも思う。
何待ちなのだろうか。
遅れてくるお客さんを待っているのだろうか。
役者さんの準備が遅れて5分押しにするなら何とも思わない。
最初から5分押し予定の気がする。
遅れてくるお客さんを待つのも分からないし、誰も遅れて来なかったらその5分は何なのだろうか。
沖縄時間と同じく諦めるしかないのか。
仕事はしたくないがお金はほしいと言うのが通らないのと同じように、5分は待ちたくないが芝居は観たいと言うのは通らないのか。


稽古前に的を付けているとカマキリを発見。
ここにいると飛んできた矢に刺さってしまうので別の場所に移そうとしたが、いざ捕まえようとすると手が前に出ない。
子供の頃は平気で捕まえていたが、大人になって久し振りに捕まえようとすると何か怖い。
カマを持ってるし。
これは見て見ぬふりをするしかないとスルーしたら、一緒にいた女の人が「あ、カマキリだ。」とすぐに手を伸ばして捕まえた。
この人凄いなと思いながら、もしかして私がスルーしたのがバレたんじゃないかと焦った。
そんなことがバレたらカマキリも捕まえられない臆病者と思われてしまう。
それがSNSで拡散されたら大変なことになってしまう。
刀を教えていても「カマが怖いくせに」と言われてしまう。
怖くても震える足を一歩前に出すんだ!と子供に言っても「カマキリに手も足も出せなかったくせに」と言われてしまう。
そんな心配をしながら彼女を見ると、カマを振りかざしたカマキリに「怒ってる 怒ってる」と笑っている。
良かった、バレてない。
神様ありがとう。
私は平気そうな顔をして
ここにいると危ないから外に出そうかと言ったが、「はい」とカマキリを渡されたらどうしようとドキドキしていた。
私の心配をよそに彼女はそのままカマキリを安全な場所に避難させてくれた。
助かった。
私もカマキリも。


あの「水戸黄門」の監督さんがワークショップを開催している事を知って、ずっと行ってみたいと思っていたものの、いつも土日開催のため行けなかったのだが、一年待って遂に土曜日に休みの日ができたので行ってきました。
役者の為のワークショップなのですが、実際にカメラを撮りながら行うということなので、監督がどんなカメラワークを使うのかを目の前で見たくて申し込みました。
当日、稽古場に入ると目の前に監督がいたのですぐに挨拶をして、
「カメラワークが見たくて申し込んだのでお芝居は遠慮させていただいてもよろしいでしょうか?」
と言うと了解してくれましたのでホッとしました。
駄目だと言われたら帰るつもりでいました。
暫くするとワークショップの主催者らしき方が入って来られたので、同じように芝居はやらないことを伝えると、
「大丈夫!やってみましょう!!」
何の根拠もなく、何の理解もない大丈夫。
「私は役者じゃないので芝居はできないです。」
「大丈夫! やってみましょう!!」
「やるつもりも無かったので台本も覚えてないです。」
「大丈夫! やってみましょう!!」
「カメラワークを勉強したいのですが・・」
「大丈夫! やってみましょう!!」
クルクルパーかと思いました。
しかしその勢いに負けて、私もやってみることになりました。
板前さんがまな板の上で魚をさばきながら、女将と会話をするシーン。
最初に読み合わせをして、すぐに男女二人前に出て演技スタート。
それにしても監督かなり口が悪い。
芝居の現場では普通の事かも知れないが、今の私の日常には無いことなので結構びっくりした。
みんな心を折られて舞台を降りていく。
「その人格を変えんとどうにもならん。」
というようなことを言った。
芝居ではなく本人の人格を完全否定した。
そして私の番がきた。
とりあえず読み合わせで必死に台詞を覚えただけだ。
何を言われるか分からない。
もうどうにでもなってくれ。
まな板の上のアユだ。
監督のスタートの合図で板前になり、ただ一生懸命台詞を言った。
最後まで何とかやりきり、カット!の声がかかった。
さあ罵声を浴びせてくれ!と思ったが、多分初めての参加だったので酷いことを言われることもなかった。
これじゃブログのネタにならないじゃないか。
それからひたすら前に出て演技をして監督がダメ出しをしていくという流れで約5時間の稽古。
多分みんな心の修業。
やっと終わって皆が着替えているなか、私は着物で来ていたので一人先に稽古場を後にすると、外に監督がいて何故か飲みに誘われた。
よく分からない流れであの水戸黄門の監督とご一緒できることになった。
今回は面白い展開とは違うが、私にとっては思いがけないハッピーな展開になった。
