イベントでやりました抜刀納刀を忘れないように今回も復習。
私が教えた納刀を私よりも上手くやってしまう。
よくあることです。
因みに私は自分ができないことも教えています。
空手の子供たちに 「先生はできないけど、これできるようになると試合で勝ちやすくなるので頑張ってできてください。」 と言うと子供たちができることがよくありました。
普通は師が苦労して身に付けたことを弟子に教えるので当然弟子は師よりできるようにならないと思います。
『弟子は師の半芸に至らず』だと思います。
私の場合は師の元を離されたことが独自で技術を研究するきっかけになりましたので今思うと良かったです。
今回は歩き方の練習を行いました。
上級武士と浪人で構えや斬り方が違うように歩き方や走り方でも侍、浪人、忍者と分けることができます。
忍者走りはできるといろいろ使えますので最低限できるようにして、やっぱり侍の歩き方を身に付けてほしいと思います。
説明しただけですぐにできる方もいらっしゃいますが、できない方はできるとこまで戻って一つずつクリアしていけば誰にでもできるようになると思います。
今回は斬り上げのリアクションの稽古。
「女性が斬られたらどんなリアクションですか?」
と聞かれて悩みました。
基本的に一緒ですが、確かに顔を隠しても動きで男性か女性か分かりますのでリアクションも違うはずです。
殺陣クラス終了後、空いていた隣の柔道場で練習。
ある程度こんな感じかなというのができたので動画を撮っていただいて自分で確認。
日本舞踊の女形を上手く使うとそれっぽく見えました。
昼クラス
夜クラス
暫く殺陣イベントの稽古をしておりましたので今回から改めて基本の斬りから稽古。
その後殺陣イベントで上手くいった抜刀納刀を忘れないように稽古。
抜刀納刀も表現豊かに。
その後イベントの立ち回りで少し気になった払い方の稽古。
今回も綺麗に動く稽古。
まずは形です。綺麗な形、滑らかな動き。
形に魂を入れてこそ人の心を動かせる動きになると思います。
形がないと野暮に見えてしまいます。
あるいは形無し。
形を完成させた後に破れば型破り。