カテゴリ:殺陣稽古

レシピ

今回の立ち回り講習会は抜刀納刀を行いました。

抜刀は実際に戦ったとしても勝てるような抜刀を行い、その抜き方を立ち回りに使うと見てる人にも伝わると思います。

左腕の使い方や膝の抜きなど、ある程度のことが体に入ったら今度は自分の意志で抜くのではなく反射で抜くようにします。

居眠りしているときにビクッとしたり、電流を流すパットを腕に付けてスイッチをオンにした瞬時腕がピーンとなる時、自分の体が動いていますが自分の意思では動かしていません。

その無意識を意識的にできれば抜刀をするときに気持ちと身体の準備をする時間がなくなり、抜刀の種類によって構えを変える必要もなくなります。

抜き身の状態でも相手が自分の電流のスイッチをオンにしてくれる感覚で体を勝手に反応させます。
それを立ち回りに使います。

剣術だけではなく相手と戦う時は、予測不可能なことに対する瞬時の判断の連続ですが、その判断を反射にします。

それが相手に勝てる戦い方の1つになります。

納刀は抜刀と違い完全に魅せる納刀。

実践的な動きと魅せる動きを上手く組み合わせることがお芝居、エンターテイメントとしての殺陣の理想の形だと思います。

この納刀は凄いことをしているように見えますが実は誰にでもできます。

知っているか知らないかです。

 

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リアクション芸

うちの教室にリアクションのプロの方がいらっしゃいます。

おでんのほうではなくアクションのほうです。

見ているだけで勉強になります。

是非生の舞台を観させていただきたいのですがなかなか私を呼んでくれない。

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共通項

改めて立ち方、座り方などの江戸所作の稽古。

全てのことに対して一つ一つ江戸所作を覚えていくというのは大変ですし、私も無理だと思いますので、全てに共通する動き方や心構えなどベースとなるものを身に付ければ良いと思います。

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立ち回り稽古会

前回と同じくカラミ役の動きを目立たせるというコンセプトで立ち回りを行いました。

前回しっくりこなかったところを改良して大分動きやすく見やすく魅せられる動きになったと思いますので暫くこの動きを続けていこうと思います。

時代劇映画のオーディションが近いという役者さんがいらっしゃいましたので練習を兼ねて芯をやっていただきました。

本日オーディションですね。

余裕でやってください。

カラミ役が大分難しい立ち回りになっていますが、個々人の動きも良いですし、何より息合いがぴったりなのが素晴らしいことだと思います。

次回は5月31日に行う予定です。

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足斬り

今回は足斬りのリアクションの取り方。

膝の抜きを使いますのでいつものように達磨落としを例に出して説明。

達磨落としは一番下を払われると一瞬宙に浮いて落下しますが、上から押さえてつけて払った瞬間間がなく落ちるイメージです。

と説明したら、これもしかして人間でできるんじゃないかと思い、両肩を下に押してもらいながら膝を抜くいたら間がなく一気に落下することができました。

これをリアクションに使うとキレのある動きに見えます。

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昼稽古。

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夜稽古。

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