カテゴリ:弓稽古

感覚

毎日鏡で自分の顔を見てはいるのですが、改めてじっくり見てみると自分が知ってる顔とだいぶ違ってる。

生まれてけっこう経つのでそれはいいとして、目が変わってきている。

昔から視力が悪く目に力を入れてものを見ていたのか よく「怒ってる?」と聞かれたのですが、最近は見えないのが当たり前になって力を入れることもなくなっている。

知人に視力の話をしたら、それ障害者手帳が取れるレベルだよ と言われたのでネットで調べてみたらどうやら本当に取れそうだ。

夜になると見えにくくなるが日常生活には問題ない。

夜にバッティングセンターに行くとボールが見えなくて打てなくなるくらいだ。

格闘技や刀を使う競技も全く問題ない。

見えないぶん勘が良くなった気がする。

そういう影響もあるのか、人と話していると相手の感情がこちらに入ってくるのか、きつい時がある。

人酔いという言葉があるが、気のせいだといわれたり、医学的に血管がどうだの言うが、たぶんそういうことだと思う。

弓も勘。

勘というか、的に当たらないと何処にいったか分からないが、的に当たると音がして当たったのが分かるので、当たったときの体をできるだけ覚えて同じように射つ。

早起き

稽古開始1時間前の9時に稽古場に行くと既に稽古を始めている方が2名いらっしゃいました。

安土を整備したり的を張ったりするのもけっこう時間がかかるのに一体何時に来たのだろうか。

一人はいつも遅めにいらっしゃる方ですのでどうしたんだろうと思い、

今日は早起きですね。と言うと

「今日はまだ寝てない。」

どんだけ稽古が好きなんだ。

行事の前でも大会の前でもないし、ただの稽古日に寝ないでくるだろうか普通。

達人クラスはやっぱり何かおかしい。

それにしても暑かった。

道場の会話の9割が暑いね。だった。

「暑いね。」

「暑いね。」

これで会話が成り立つ。

すると突然 朝早くいらしたもう一人の方の腕がつった。

「暑いからね。」

いや、暑いのは関係ないと思う。

ふと横を見ると扇風機の前で座って寝てる方がいらっしゃる。

やっぱり薔薇が好き

弓道場の畑の春菊や小松菜が収穫期を向かえ昼食に皆でいただいています。

土があって雨が降って太陽があればほおっておいても育つのですね。

庭がほしい。

それに比べてバラの手のかかること。

病害虫に弱すぎないかい。

特にうどん粉病。

これだけ品種改良が進んでいるのにいまだに強いバラが作れないとは。

シクラメンは「シクラメンの香り」の歌が出て急いで香りのあるシクラメンを作った。

そんなことができるのにバラは。

進化の過程で身を守るためにトゲを付けたと思うが今の病害虫は昔の自然環境には無かったのだろうか。

この梅雨はバラにはきつい。

梅雨らしい梅雨でいいなと思っていたがこれ程までの梅雨は記憶にない。

少なくとも私が大人になってからは初めてな気がする。

弓稽古。

講習会などがあってもメモは取れない。

頭で覚えろ!ということだ。

見本を見せて、 覚えただろ やってみろ!ということだ。

弓を引きに来たのに数ヵ月は素引きだけだ。

これで辞める方が多いが、この数ヵ月の素引きに後で感謝する。

流鏑馬は25までだ…

特定の人しか人に教えてはいけないルールがある。

これは本当に良いと思う。

世の中には教え魔という人がいる。

ある程度年のいった男性に多いが、子供の頃からその傾向は見られる。

空手の子供でいうと、できない子は自分よりできない新しい子が入ってくると教えたがる。

できる子は自分のことを一生懸命やっている。

指導者と同じ考えの元に教えてくれるならまだいいが、自分の解釈で教えられると違っていたりするし、教えられた人も可哀想だ。

変わらないものはそうやって変わらず受け継がれてきたのか。

道の付くものを1つは習わせた方がいいと言うが、大人になってからでもいいと思う。

低気圧

低気圧の影響で体調を崩されている方が多いようですが最近は医者も認めているようですね。

こういうのって気持ちの問題と思われてしまい認められないと辛いですね。

弓を引く場所と的は中なのでいいのですが、矢取りに行くときは外を歩くので雨が降ると大変です。

毎回傘をさして矢を持って、というのも大変ですし、それよりも一本何万円もする矢を使っていらっしゃる方がいたりするので人間は濡れても矢は濡らさないという感じです。

ボウリングのレーンみたいに矢が自動で戻ってきてほしい。

最近ほとんど無かったが何故か本日は弦で何度も顔と腕をうった。

先生に聞くと上手い親指の使い方があるようだ。

おまけに先週から全然的に当たらなくなった。

恐らく低気圧の影響だ。

弓矢

最初の一手は必ず当てたい。

空手の子供たちによくさせていましたが、準備運動もせずに始まったらすぐに組手や型をさせる。

心の準備も体の準備もできてなくても1回で百パーセントだせるか。

よく言っていたのは、お侍さんの時代に突然相手に斬りかかられたとき、「ちょっと待って 今体操するから、イチ ニ サン シ」て、待ってくれない。

すぐに斬られる。

笑いのできるお侍さんならノリツッコミで斬るかもしれない。

弓も一発で仕留めたい。

その後は技術を上げるためにいろいろ試す。

本日は皆中して幸先が良かったが、途中から当てにいっても全然当たらなくなった。

引くときに右に傾いていたようだが自分では全然気が付かなかった。

自分を見る目がまだ弱い。

当たらないときは呼吸も雑になっている。

以前に少し書いたと思いますが、動きに奥義があるとすれば呼吸。

大きい話で言うと、火事場の馬鹿力を意識的に作り出す。
人間の体は30%しか使われていないというがそのリミッターを外す呼吸法。

身近なことで言うと、何かの本番の時にピークパフォーマンスができる状態に心と体を持っていく呼吸法。

格闘技の試合の前や芝居の舞台の前に、高かったら下げて低かったら上げて丁度いい緊張状態に持っていくようにする。

動いているときも常に呼吸を意識することで体のコントロールが効きやすくなる。

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